日本はとんでもなく酔っ払いに甘い社会だ。同僚たちが路上や駅構内で泥酔者を介抱することは金曜夜の定番の光景と化している。それだけ治安が良い証明ではあるのだが、そもそも人前で自分では動けなくなるほど酔いつぶれて恥ずかしくないのかと。自分が酔って周囲に迷惑をかけるということを何度もしでかしているというのに、そういう者に限って自分の限度を超えて飲む。アホか!
この動画はジョニー・デップが泥酔しての「2014 Hollywood Film Awards」でのスピーチの模様。放送禁止用語を連呼の上にフラフラと揺れる姿は異様だ。生放送ではあったがスピーチの途中で差し替え映像が流される始末だ。そもそもアルコール中毒患者であったジョニー・デップであり、当時の彼女との口論の末、酔って暴れたことでの一流ホテルへの出入り禁止措置など数々のやっちゃった過去があるので今回はさすがに今まで擁護していた人々も呆れ気味。
そうアメリカでは人前で自制できないほど酔っ払うことは非常に問題とされる行為なのだ。当たり前のことではあるのだが日本では酒癖の悪い人間が常用する「覚えていない」は通じない。そりゃそうだ、加害者が覚えていなかろうとも被害者が覚えているのだから、そんな言い訳が通じるほど甘い社会ではない。
そんなアメリカ社会の泥酔者への厳しい対応、いや実際それが厳しいことなのだろうか?日本の酒癖の悪い者たちへの甘い態度の方がおかしいと当ブログでは考える。酒を飲むなとは言わないが酔って周囲に迷惑をかけた前科が山ほどあるバカヤロウに限って何度でもその醜態を繰り返すことに甘い世の中はどうかと思う。せめて外で飲むときには自分をコントロールできる範囲で抑えておけば良いものを日本の金曜夜の繁華街では当たり前のように酔っ払いとそれを介抱する一緒に飲んでいた人々の登場だ。
ミジンコは基本的に酔うまで飲まないし外では緊張感が優先するので人格が変わるほど飲んだことは1度もない。元々酔わない方だとは思うのだが酒に強いのかどうかは本当は分からない。なぜなら酒に強い云々以前に必ず自制するからだ。外で飲むときは必ずそうしている。ほろ酔いで充分に気分が良いわけであり、そもそもほろ酔いこそが酒を一番美味しく感じる。だから、酒の味が分からなくなる上に自分まで分からなくなるほど飲むヤツは馬鹿だと思っている。
酔っ払っているんだから許されるなんてことはこの世にひとつもない。許されると思っている馬鹿がいるだけのことで本当はそんなことはひとつもない。
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