皆さんにはいちいちご説明する必要もないかと存ずるが、当ブログの管理人は太陽系第3惑星の地球の日本という国に自宅があるのだけれども、ユーキャンという企業が主催する流行語大賞というやつに選ばれた言葉の数々をただの1度も聞いたことがないのだ。別にずっと耳を塞いで目を閉じて生活していたわけでもなく、日本にいるときにはなるべく色々な情報収集に努め、数多くの人々と交流してきたと自負しているのだが、その流行語の大賞とやらの「トリプルスリー」という言葉は初耳だった。そしてどうしても看過できない言葉もトップテン、つまり10位以内にランクインしている。「アベ政治を許さない」だ。はあぁぁぁぁぁっ!?そんなことを音声にして発している人間なんて見たことがない。はっきり言おう。まともな社会人ならばどういう政治信条があろうとも政治的な話は仕事や交友関係の場で持ち出さないものだ。それが大人のマナーというやつだ。そんな周囲がドン引きするような言葉が流行語になっていたはずもなく、単に審査員たちが「アベ政治を許さない」を目立つところに入れたかっただけのことだ。なんという恥知らずでバカバカしい審査員たちなのだろう。
流行語大賞審査員(敬称略):
姜尚中(東京大学名誉教授)、早稲田大学政治経済学部卒業
俵万智(歌人)、 早稲田大学第一文学部日本文学専修
鳥越俊太郎(ジャーナリスト)、京都大学文学部史学科国史学専攻卒業
室井滋(女優・エッセイスト)、 早稲田大学社会科学部中退
やくみつる(漫画家)、 早稲田大学商学部卒業
箭内道彦(クリエイティブ・ディレクター)、東京芸術大学 博報堂
清水均(『現代用語の基礎知識』編集長)
なんという顔ぶれ(苦笑)
主催者はむしろよくぞここまでの面子を揃えたものだとその厚顔無恥ぶりにシンバルで拍手を贈りたい。
まぁ、さすがに率直な感想として、ユーキャンがどんなに役立つ通信講座をやっていようがこんな反日丸出し賞の主催ということを考えると氏名・住所などの個人情報は絶対に渡したくないものだ。
安倍総理や安倍政権にどんな感情があろうともそれをさも流行語であったかのように取り上げて「ね!安倍総理って嫌われているでしょう?」とやるのは卑怯だ。そもそも安倍総理の支持率は各調査機関の調べでは軒並み上昇している。
まったくもって呆れるほど馬鹿げた賞だ。こんなセコいことやっていても事実は変わりはしないし、ユーキャンという主催者と審査員たち、そしてさも大事のように取り上げるマスコミ各社の愚かさを世間に広めるだけのことだ。流行語大賞ではなく「主催者が世間に広めたい言葉と批判されたときの逃げ道としての言葉を選んでおきましたで賞」だろうに。
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