皆さん、ステルスサイトってご存知ですかの?
まだ企業情報の詳細を公開できないベンチャー企業などが一応の連作先や、投資家やプレスに向けて、どういった事業を行うか漠然とした情報ながらも流したいときに公開する凄くシンプルなサイトのこと。
あのステルス爆撃機が目視はできるだけれどレーダーには映らないのと同じく、ステルスモードでウェブサイトを公開する企業の場合も、本当に興味のある人たちだけがその企業のウェブサイトを訪れて、その企業の不明瞭ながらも大体の事業と連絡先を入手できるようになっている。要はサイトを見たって弊社のことはほとんどなにもお伝えできませんが、本当にご興味おありの際には電話やメールでご連絡をってこと。
こういうステルスモードでサイトを数ヶ月~数年間をも公開する企業はハイテク企業が多い。
まだ開発中の技術を公開するわけにはいかないけれど、いつかは公開しますよって姿勢を取らざるを得ないというのが本当のところだろう。特許の取得には時間がかかるし、後の事業化の際での先使用権を主張するために大体でも良いから会社が保有する技術に触れておくという意味もある。それに新規投資家から資金を調達するためにも連絡先くらいは公開しておくべきという考えもある。なにしろ研究開発には金がかかる。
もうだいぶどういったテクノロジー企業なのかはメディアで公開されているものの、今もってステルスを貫いているベンチャー企業がある。ミジンコはこの会社がどういうことを開発しているのかは良く存じ上げている。
これがその素晴らしい技術を保有している企業のサイト→
Superprotonic
電話番号だけなんだよね・・・・・(・_・;)
初めて見たときコーヒー噴きそうになった。
いや元々サイトすら無かった時に比べれば素晴らしい進歩のような・・・・・。
先週、米国のA123というリチウムイオン電池ベンチャーがナスダックへの上場を果たした。心からおめでとうと言いたい。IPO件数が激減した昨今、本当に喜ばしいニュースであるし、それが今後の地球環境保全には欠かせないリチウムイオン電池、つまり電気自動車の電池を開発する企業が上場できたことは誰にとっても朗報だろう。
このA123という会社、なんとずっと黒字化していないままの上場。なぜそんなことが可能だったのかというと、同社が米政府からの「電気自動車用電池の開発助成金」として2億5,000万ドルを獲得したことが大きい。つまり民間企業ながらも政府の強力バックアップを得ている企業なのである。
米政府は他にも非常に画期的なソーラーパネル開発企業へ5億ドルの助成金を与えている。グリーン・ニューディールのために必須な企業には資金援助をするという姿勢を徹底している。
まぁ、今回は日本政府へのツッコミは止めておく。ツッコミどころが多すぎるというのが本当のところ。
えっと、どこかの国で25%がなんとかって言ってた気がするけれど・・・・・。
米国発の技術系ベンチャーのステルスサイトは連日誕生している。
そのいくつもがアッと驚くような世の中を便利にしたり、環境問題を解決に向かわせる技術を持っていると思ったら、皆さんもワクワクしてきませんかね?
ミジンコなんて毎日のように新技術を教わるのでアドレナリン出まくり。
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