大晦日までのロウソク足(日足)
もう円がヘッジファンドや外国のいいように遊ばれている。
どっかの馬鹿が82円が防衛ラインって先日喋っちゃった上に「介入」したところで今の日本政府指揮下の日銀は恐ろしくもなんともないと判断されているのが見て取れる。
アメリカや中国も自国の企業を守るためにあらゆる強行手段をいわゆる通貨戦争で実行している中、日本政府のウスラバカっぷりが際立っている。この年末の円高(一時80円代に突入)はこう言ってはなんだが大方の予想通りでミジンコも円高になると見ていた。要は日本政府が無能過ぎて円高を食い止められないのだと踏んでいたのだ。
おかげで潤沢な資金さえあれば非常に低いリスクで儲けられる(←言い過ぎに思うからもしれないがそのくらい今は予想通りに円高になる)そういう状況なのだ。問題なのはだ!(怒)その円の乱高下が頻発するたび、つまり円高が進むたびに輸出関連企業など日本企業が悲鳴を上げているということだ。日本政府はなにをやってんだ、大馬鹿者だ!
ミジンコは外貨運用のエキスパートではないが流石にここまで解り易い通貨市場なので、財団で今運用できる部分の基金はこの“日本政府が馬鹿故に解る動き”に合わせて利益を上げている。それも過去最高益。なにしろ解り易いのだ。今の政府の言動ひとつひとつ、例えば「注視する」ならば「なにもできない」のだなといった風に、「今、円高が進む!」というのが見えてくるのだから。ここまで解り易い市場は過去には無かった。そりゃヘッジファンド、そしてアメリカや中国も笑いが止まらないだろう。日本政府が勝手に日本の輸出産業を殺そうとしているのだから。
自分が儲けやすいのに文句を言うのも変な話なのかもしれないが、ここまで日本政府が無能であると黙っていられなくなってきた。ミジンコのように輸出はほとんど関係ない人間でもここまで政府のアホさに怒っているのだから輸出関連企業に従事する人々はこの日本政府が作り出すハンデ戦の状況に怒りが沸騰しているのではないだろうか?通貨戦争の完全な敗北者が今の日本だ。明日、また市場が動き出した時にやっと日本政府はなんらかの手を打つのかもしれないが、この数ヶ月、介入しようが、なにかしらの発言を閣僚が発しようが、市場から相手にもされていない状況なのだ。毎日毎日、輸出関連企業並びにその下請け企業たちが倒産の憂き目にあっている。円ドルで=80円代なんて、それらの企業たちにしてみれば「死ね」と言われているようなものだ。90円でも耐えて、85円のときも必死で工夫して頑張って来た企業たちが死んでいく。民主党の議員たちはよく平気でいられるものだ。許し難い政府の無能さだ。
[17回]
PR