ずーーーーーっと円高。政府が為替介入をしたところで指揮を執っているのが為替ド素人集団の民主党政権、過去の財務大臣を振り返ってみてば民主党のやる気の無さが見て取れる。菅、野田、安住などが財務大臣でいること自体がまるで笑えないギャグ。実際にこれらの大臣が実行した介入は不発どころか何兆円もの資金をドブに捨てたようなもの。単独介入でいったいどんな結果を求めたのか?介入を実行した当事者たちもどんな市場の動きを求めていたのか実は解っていないんじゃないだろうか?
そしてつい先日発表された民主党政権の円高対策が↓これ。まるで日本が自殺願望があるかのような円高対策チームの結成だ。
円高対策で特別チーム=民主(時事ドットコム)
民主党の前原誠司政調会長は2日の記者会見で、政策調査会の下部組織として、円高対策を検討する特別チームを設置したことを明らかにした。財務金融、経済産業両部門会議などのメンバーで構成し、
トップに仙谷由人政調会長代行が就く。
また前原氏は、米連邦準備制度理事会(FRB)がインフレ目標を導入したことに関連し、「政府・与党として名目成長率3%、実質成長率2%という目標を掲げている。どのように実現するかしっかり議論し、政府に物を申したい」と述べた。
民主党では毎度のことだが、責任を追及されてなんらかの役職を辞任した人物がすぐさま別の役職にスライドして就く、そんな人事システムは狂っているし国民を馬鹿にしている。
で、誰が円高対策特別チームのトップだって?仙谷だって?冗談もいい加減にして欲しい。
2010年9月15日「防衛ラインは82円」とわざわざ国内外に発表した円高加速の戦犯は誰だったっけか?
仙谷氏:円高の問題は看過できない、介入で-82円台が防衛線(ブルームバーグ)
↑日本市場稀にみる閣僚の間抜けな発言だ。わざとこう言っていたのだとしたら国家反逆罪ものの日本への裏切り行為だ。
政府が円高の防衛ラインを公に示したものだから投機筋にしてみればカモがネギを背負ってダシと鍋まで持参してきたようなもの。82円まで円高が進んだら日本政府がまた円安にしようと介入すると解っているのだからこんなに簡単なマネーゲームはない。しかも、この防衛ラインを超えて連日円高に持っていけば、力尽きた日本政府はなす術がなく更に円高が進むと暴露していたのだ。そりゃ円高は進む。その結果が今の76円代。世界経済だとかユーロ危機だとかも円高とは関係してはいるが、今76円まで円高が進んだ原因、つまり民主党政権になってから16円も円高が進んだ原因は、仙谷の余計な防衛ライン暴露などの投機筋からしてみれば失笑もののド素人な言動、そして民主党政権の歴代首相も財務大臣も為替介入どころか世界経済の「せの字」も理解していない無知蒙昧な顔ぶれだったことに他ならない。
これではまるで民主党は円高を進めたがっているかのようだ。日本を滅茶苦茶にするにはてっとり早く円高だと最初から狙ってやっていたかのようだ。
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