岡田克也副総理は7日の記者会見で、人気アイドルグループAKB48をもじった自殺対策強化月間の標語「あなたもGKB47宣言!」が不謹慎と指摘されたのを受け、撤回すると明らかにした。既に印刷したポスター25万枚は回収する。
内閣府によると、標語は自殺を思いとどまらせる医師らを指す「ゲート・キーパー」の頭文字や、取り組みを全国に広げる意味合いから都道府県数の47を基に考案。内閣府自殺対策推進室が3月の強化月間に使用する予定だった。
6日の参院予算委員会で、野田佳彦首相は「私も違和感を抱いた」と答弁し、見直しを検討する考えを示していた。
ソース元:
共同通信
このキャンペーンが明るみになった直後から批判が殺到していた。自殺志願者を思い止まらせるのにGKB47なんて笑えない。このネーミングセンスにも吐き気がする。自殺なんて考えもしない高みの立場から自殺志願者を思い止まらせようなんて発想自体が傲慢なのだ。本当は自殺を止める気なんてさらさらない人間が自殺を本当に止めることなんてできやしない。
こう偉そうに言ってはみたもののミジンコは具体的に自殺者数を低減させる方法は思いつかない。景気対策だとかそういう漠然としたイメージは浮かぶが自殺の理由は人それぞれ、それを他者が止めようなんてそう簡単なことではない。自殺防止に力を注ぐくらいならばもっと他のこと、景気対策、内需拡大政策などに少しでも力を注いだ方が防げる自殺があるはずだ。例えば、強欲で恥知らずな東電という電力会社が計画停電をしたいと電力不足、すなわち原発が必要だという信じ込ませるキャンペーンをしたいと申し出たときに、政治の力でその行動の整合性を問うなんてことをしていれば倒産しないで済んだ工場もあったことだろう。倒産件数を少なくすることは自殺者の減少に直結すると考える。実際そうだろう。GKB47なんてふざけたことに使う時間で東電の内部調査を進めた方がマシだ。電気料金値上げで悲鳴を上げている法人は少なくない。また倒産が続くことだろう。本当にその値上げは必要なのか?そこを調べ上げた方がGKB47よりもよほど自殺者は防げる。
で、このポスターの印刷や回収にかかった莫大な費用は誰が弁償するのだろうか?まさか誰も責任を取らないといういつものお役所仕事だろうか?冗談じゃない。岡田はこのキャンペーンへの批判が続出してからもなかなか企画を取り下げなかった。だからこそ印刷するところにまで至ってしまったのでは?
蓮舫もこの企画を通した責任者の一人のはずだが?脱官僚・政治主導っていうポリシーは今や見る影もない。ということは責任も政治家が取らないで官僚が悪いってことにするのだろうか?責任を取らない政治家ほど不要な存在はない。邪魔なだけだ。官僚のやることを右から左で責任まで取らない政治家。そんな奴等はなんのために政治家をやっているんだ?
そういや民主党が政権の座を嘘のマニフェストで奪ってから民主党議員から自殺者って出ているんだろうか?そんな話は聞いたことがない。
これだけ恥ずかしい政権与党で日本人を裏切り続けているのに、どの民主党議員も自殺を考えたこともないんだろうか?恥ずかしくって生きていられないって感じにはただの一人もなっていないってことだ。そんな政権下で自殺者防止なんて・・・・・う~ん、無理だろう。むしろ政府の普段の活動を見て自殺を決める人が増えているような気さえする。解散総選挙をしたほうが希望が見える今の日本。解散総選挙で自殺抑止になるのでは?民主党はそこを分かっていないか、分かっていても総選挙はしない。いくら自殺者が増えてもだ。
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