昨晩、ギターマン隊長と中華料理店でカンパーイ!この前いつ会ったっけ?という話になり、よく考えてみたら半年以上前だった。あれ?そんなに経っていたっけ?とお互いに驚く。そもそも年末年始に1回くらい会えるといいねって話をしていて昨日行われた新年会。もう2月の後半だけれど。時間が経つのが本当にあっという間。お正月がつい最近だったような気がする。
今日の昼に以前に就職先を紹介した青年とラーメンを食べた。もうその職場で6年目だとのこと。え!?そんなに経っていたっけか!と驚いた。6年目ってことは5年以上前の出来事ってことか。5年って凄く長い気がするけれど油断しているとあっという間。実際、2、3年前のことのように思っていることが5年も6年も前のことって多いかもしれない。
ベンチャー企業についても同じようなことが多い。設立から最初の5年なんてあっという間。技術系のベンチャー企業の場合は資金面などを考慮して製品開発やサービス提供を急がなければならない事情もあり、実際問題、最初の5年でなんらかの手応えを投資家たちが感じ取らなかった場合は売却・整理の対象として見られてしまう場合が多い。ところがこの5年があっという間。会社の1年2年なんて油断しているとあっという間。
自分の経験からいえば5年どころか3年くらい経ったところで投資家たちの焦燥感が表に出てこないわけではない。会社で3年なんて本当にあっという間というべきか、まだまだ赤ちゃんみたいなものだが、そのあっという間に過ぎる時間で結果をそれなりに出さなければならない。会社の状況によるけれど、何十億円もの資金調達をしたベンチャー企業が6年目(5年間経過)にしてもまだブレークイーブン(損益分岐点でプラス収支)を突破していない状況だと取締役会がザワめき出す。ましてやお金を出している方の投資家たちからしてみれば、もうその時点でその会社をまだ継続させるべきか、売るかの検討に入るべき時期なのだ。大型の契約ともなるとその初期の交渉から実際の調印までには数ヶ月から1年もかかる場合もある。ということはベンチャー企業は設立された瞬間からすぐに大きな契約を勝ち取るための動きをしなければならない。実際そうだ。それがいかに困難なことか、起業したことがある経験者ならば想像がつくことだろう。製品が完成していなかったり、サービス提供は再来年を予定しておりますって時期からの契約交渉なのだからそりゃもう苦労も多い。
広告なんて常に新しいものを出していかないとマンネリ化してまずいことになる。偉大なマンネリともいえるずっと同じ路線を継続するやり方もあるが、大抵の場合はそれなりに少しずつでも広告を変えていかないことには販売数や売上高という数字というやつがみるみると下がっていく。広告を作っておいて言うのもなんなのだけれど、ここまで影響があるのかと驚く商品もある。人の印象に残らないということは本当に恐ろしいことなのだと広告をやっていると痛感するけれど、その覚えていただく努力も時間経過との戦い。半年前の広告なんて覚えている消費者の方々の方が圧倒的に少ないものだ。でもその半年はあっという間に過ぎる。正直いって反響の大きかった広告を提供できている期間は、時間の経過がなるべくゆっくりになればいいのにとか訳のわからないことを考えたこともある。
というわけで、ジカンハヤクススメチャウヨ星人たちは自重しなはれ。
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