大阪市が全職員約3万3500人(市教委を除く)を対象に実施した入れ墨調査で、橋下徹市長が回答しなかった職員のリストアップを市幹部にメールで指示し、これらの職員について「市長に在任中は昇進を認めない」と記していたことが分かった。市は10日までの回答を義務付けていたが、21日現在、長期休職者を含む
500人弱が回答していない。人事上の不利益を示して回答を迫る橋下市長の手法は、新たな波紋を呼びそうだ。
メールは19日午後、局長ら幹部職員に一斉送信された。橋下市長は「今回の調査はリーガルチェック(適法性の確認)を受けながら行政的にきっちり詰めてやった」と主張。市の第三者チームが2月に実施し、思想良心の自由を侵害すると批判された政治・組合活動に関する調査とは「全く異なる」と記した。
さらに、人目に触れる部分の入れ墨について、「人事労務管理上、職員情報を把握する必要と理由が明確に認められる」とし、回答拒否を認めれば「正直に答えた者がバカを見る。これでは今後、組織マネジメントはできない」と指摘した。
これを受けて市人事室は21日、全部局に未回答職員の洗い出しを指示。回答拒否や白紙提出の職員に市長の方針を説明し、入院などやむを得ない事情がある場合を除き、23日までに回答させるよう求めた。
橋下市長はメールで「1週間程度の猶予は認める」とした上で、市長に在任中は未回答者の昇進を認めないと明記。「組織上の正当な命令に従わずにのうのうと仕事ができる職場は民間にはない」「その組織が嫌なら辞めればいいだけ。局長以下のマネジメントをしっかりお願いします」と結んだ。
入れ墨調査は、市が今月1~10日に実施。腕や足など人目に触れる部分は記名で回答を義務づけ、それ以外の部分は任意回答とした。16日の中間発表によると、職員110人が「入れ墨をしている」と回答。市は入れ墨禁止のルール化や職員の配置転換、入れ墨を消させるなどの対応策を検討している。【林由紀子】
ソース元:
Yahoo!ニュース 毎日新聞
この500名の回答していない職員たちの内で回答しない理由について情状酌量の余地があるケースはいったいどの位あるのだろう?500名もの人間が簡単な申告ができないなんて大阪市は組織としていったいどうなっているのだろう?これは非常に由々しき問題だ。約500名もの公務員が回答自体は非常に簡単だが今後の人事に関わる重要な申告を拒否しているのだ。市職員が刺青を入れていることも問題だが、この調査協力拒否とも取れる状況も問題だ。そもそもこういった調査を拒否すること自体がおかしい。この調査に職員に選択権なんてあるはずもないのだ。いったいなにを考えてこの500名の職員たちは刺青の有無の回答を拒んでいるのだろうか?これは市民への裏切りでもあり抵抗でもある。調査拒否中の職員たちは自分の職責がどういったものなのか今の今までまったく念頭に無かったかのようだ。
ちなみに↓これが「刺青に関する調査票のサンプル」なのだが、非常にシンプルで分かりやすい質問だ。
この質問を拒否している職員たちは先日「刺青を入れている」と回答した職員たちよりも更に悪質だ。
橋下市長の「組織上の正当な命令に従わずにのうのうと仕事ができる職場は民間にはない」「その組織が嫌なら辞めればいいだけ。」という意見は至極もっともだ。民間企業で会社からの命令には従わずに給料だけ貰える職場がいったいどこにあるというのか?大阪市のこの調査に協力していない職員たちは甘ったれるにもほどがある。退職するという手段は閉ざされているわけではないのに「命令には従わない、しかし職場には残りたい」などという願いが通るわけがないだろうに。
刺青職員が110名もいるということにも驚いたが、500名にも及ぶ職員たちが調査に協力すらしていないとは更に驚いた。大阪市役所は幼稚園ではないはずだ。「無回答」で通ると思っている職員たちがいるのだとしたらそれこそ幼稚園からやり直せってな精神年齢だ。「ダメなものはダメ」なのだから、幼稚園を含めてどんな組織でも。
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