「辞めるのやめるのや~めた!」←イラッとくる。そいつが辞めようが辞めまいが“どうせそいつは反省もしていないし責任から逃れたいだけ”だということがバレバレの場合には特にだ。
細野豪志がまさにそんな感じだ。
民主党は責任という言葉を多用しているが民主党議員のただ一人も責任を取ったことがない。民主党議員たちの引責は、単純に自己の責任をなんとか曖昧にして時間の経過とともに無かったことにしようとしている責任回避に過ぎない。まさに有権者の記憶力を甘く見ているふざけた態度だ。
そもそも民主党が今回の選挙も大敗したことについて「負けた責任を取って欲しい」という国民がどれだけいるというのか?「消えて無くなって欲しい」と望む国民は数多くいるだろうが「民主党の敗北」を怒っている人たちがいるのだろうか?今回の選挙でも民主党が負けることこそが民意だった。そんな政党の幹事長が敗戦の責任云々を語っていること自体がナンセンスとしか言いようがない。
辞めるのか辞めないのか分刻みでコロコロ変わるような人間の相手ほど面倒くさいものはない。進退についてはしっかりと辞職を決断してから表明するのが大人のマナーというものだ。周囲は混乱、後任のこともあるので二転三転する辞意表明では組織がガタガタになる。まぁ、民主党はとっくにガタガタだが。ところが細野の場合は進退をしっかり決めていないというのに辞意を表明という不規則言動。周囲の反応によって「辞めるのか辞めないのか」を決めようとするその姑息さが透けて見える言動の数々だ。
まぁ、こういう幹事長のブレブレな態度こそが民主党の本質をよく体現していて、民主党らしいといえばらしい。
[25回]
PR