先日、ディスカバリー・チャンネルで放送していたSAPPERという陸軍工兵になるための訓練学校のドキュメンタリーを視聴した。陸軍では高度な訓練課程を経る資格(所属)が3種類ある。特殊部隊、レンジャー部隊、工兵の3つだ。工兵と言っても爆薬を使っての破壊発動などをするばかりではなく、崖を登ったり、人質救出作戦に参加したりと特殊部隊やレンジャー部隊と同じような作戦に従事する。陸軍や海兵隊からこの工兵の資格を得るために確か4週間ほどだったかの訓練課程を修了すると晴れて工兵の赤い腕章を授与されるとのこと。脱落者続出の訓練課程であり、番組で追っていた41名の内、卒業できたのは28名だった。
ミジンコも似たような訓練を受けてきた人生。正直、心も折れるし肉体の限界だと何度思ったことか。今だって左目の視野をだいぶ失っているし肩はいてぇわ、骨にヒビが入っていない期間の方が少ない。骨折してもそのまま固めて動くことにもなれた。ヘリ墜落で骨折したときのことを思えばそれも訓練。・・・・・死ぬ!辛い!もうやだ!と思っているのだが全然終わる気配がないのはなじぇ?
正直、今やスカイダイビングだろうがクライミングだろうが寝ボケててもできる。それも重装備で。装備が20kg以下だと軽過ぎて違和感があるほどだ。都内にいるときでも20kmくらいは歩く。正直全然辛くない。時間がかかるのが問題なだけで肉体的にはなんてことはなくなった。それもこれも元特殊部隊員だとかいう普通の生活では先ず出会わないバケモノたちと一緒に訓練させられたから。
いつもおかしいとは思っていたのだ。ただの日本人のミジンコがなんであんなモンスターたちと同じ訓練課程をやらないとならないの?と。訓練教官たちがまさに鬼で「死にたくなかったらやれ」というのが口癖。しかも一緒にやっているバケモノたちはその訓練をちゃんとこなす。ミジンコは死ぬ思いで
多少ズルをしてついていった。教官の鬼軍曹はよく言っていた。陸軍工兵、そうSAPPERでも「このくらいラクラクこなすぞ!」と。米軍どんだけ強いんだよって思った。
ディスカバリー・チャンネルのその工兵の学校のドキュメンタリーを見て思った。超ヌルいじゃねーかよう!!!鬼軍曹の嘘つき!あんなの俺でも余裕でこなすわ!!!嘘つき!!!鬼軍曹の嘘つき!!!ばーか!ばーか!ばーか!嘘つきぃぃぃぃっ!!!うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
ちなみに工兵の訓練課程で難関と評されていた訓練はクライミングや20kg以上の装備での21kmを3時間で歩くこと。それ日常的にやるもんじゃないの?とか思ってしまう自分って・・・・。他にも色々とあったがいわゆる特殊部隊の隊員たちだと軽くこなすようなものが多く、テレビカメラがあるというのはあるだろうが、なによりも教官たちが優しかった。高いところからロープを片手だけ持って降下する訓練で躊躇している隊員に言葉でしか叱らない教官がいたさ。ミジンコは同じやつで台のフチに立った瞬間に蹴り落とされたことあるよ(;_;)・・・・なんなのこの差。
鬼軍曹と愉快な仲間たちのおかげで自分は強くなれたっす。本当にありがとうございます。ばーか!!!うあ゙ぁあ ・゚・(´Д⊂ヽ・゚・ あ゙ぁあぁ゙ああぁぁうあ゙ぁあ゙ぁぁ
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