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元サッカー選手の前園、そして週刊ヤングジャンプの嶋編集長とほんの数日の間にまったく同じケースで逮捕された酔っ払い2名。酔ってタクシーに乗り運転手さんに支払いを求められたらお金を払わずに暴行に及んだ容疑だ。無賃乗車の上に暴行ってもはやタクシー強盗と大差ない。示談が成立したおかげでなんとか社会復帰はできるんだろうが実際に起訴される場合は暴行傷害罪となる事件の加害者だ。
この両者ともに飲酒をしていたので当時の記憶は曖昧とのこと。つまり「覚えていない」とのこと。
はぁぁぁぁぁっ!?
記憶がないことが言い訳になるとでも思っているのだろうか?この2つの事件だけではなく泥酔した加害者が事件のときの記憶がないと供述しているというケースを100万回は聞いた気がする。日本で暮らしている時間がもっと長ければ更に100万回は聞いているかもしれない。そうこの日本では自分の酒量をわきまえずに飲み続け周囲に多大な迷惑をかけるモンスターたちが「覚えていない」で済まそうとするのだ。
被害者が覚えていないと言っているわけではないのだ。加害者が覚えていないとほざいているのだ。酒を飲んだら記憶が無くなるなんていう危険人物がそもそも酒を飲んではダメだろうに。酒量をわきまえていない者ほど「止められない」のだから最初から酒を飲んではダメ、こんなことは大人の常識。モラルの問題だ。しかあぁぁぁし、そういういい加減で無責任な者ほど酒を飲む。酒を飲んでタクシーを無賃乗車しようとして運転手さんに暴行を働いて「記憶にない」だと?そこまで暴力的な人間ならば酒を飲んだ後に自分では覚えていない内に人を殺してしまうかもしれないじゃないか。酒を飲んで人を殺しても「記憶にない」という理由で許されるとでも?前園のケースも嶋編集長のケースでも運転手さんを殴ったり突き飛ばしたりしたときに運転手さんの打ち所が悪かったら死んでしまっていたかもしれない。その殺人の瞬間でも「覚えていない」ということになる。生まれついての殺し屋でもそんな都合の良い記憶力は備えていないだろうに、どんだけ危ない人間たちなんだよ!
酒を飲んで記憶のないまま人に暴力を振るった人間の甘ったれているところは飲んだ自分が予測不能な行動を取ると分かった上で酒を何度でも飲む点だ。そこが心底甘ったれている。要は周囲の人間に未来の自分の行動を管理してもらって当然だと考えているということだ。もっと具体的に言えば、自分たちは暴れるかもしれないし料金を踏み倒すかもしれないけれど許してねって・・・・・・許すか、ボケ!!!
大体、記憶が飛ぶまで飲むその姿勢がおかしい。自宅で自分に鎖をつけて外に出ないようにしてから酒を飲むわけでもなし、そういう危険な酔っ払いほど外で飲んで問題を起こす。結果としてなんの罪もない人々が巻き込まれて加害者である酔っ払いその人は「覚えていない」を必ずといって良いほど弁明に使う。つまり酒に酔っているときの自分は普段の自分とは異なる性格なので普段の自分には罪はない引き続き宜しくお願いしますね~とイケシャーシャーと述べているわけだ。どっちもおまえらそのものだ!酔っているときこそ本性が出ているんだろうに、記憶がないことが言い訳になるかっての!被害者たちにはその時の恐怖の記憶がしっかりと刻まれてトラウマになっている。謝罪をするのならば「記憶がない」なんて恐るべき言葉を吐かずに「自分は酒を飲んだら暴れるクズ人間です。それでも酒が止められない真性のクズです。」と自己紹介して記憶がない部分についての責任もちゃんと果たしますと言うべきだ。
酒を飲んだときに記憶がないことをまるで言い訳のように言い放つ暴力酔っ払いたちの主張したいことは明らかだ。覚えていない部分は許して欲しいという甘えだ。そんなことは被害者たちにしてみれば知ったこっちゃない。その酔っ払いの理論が通じるというのであれば、泥酔者が暴れたときに反撃してボコボコにしたとしても泥酔者が後で覚えていないのであれば過剰防衛も不問にさせるべきだ。このルールが適用されたとしたら毎晩日本中のあっちこっちで酔っ払った重態者や死者が続出することだろう。そのくらい現在は酔っ払いが周囲の関係のない人々に負担をかけ続けながらなんとかなってしまっているので起爆装置と化している酒を止めない。そのくらい酒にのまれる馬鹿は反省していないし今後もその図々しい生き方を継続する。社会が酔っ払いに甘過ぎるのだ。