記事タイトルは冗談ではない。本当にあの海江田万里が酪農家を視察したのだ。
酪農家「野党も頑張って」…海江田氏、北海道へ(YOMIURI ONLINE)
国会議員の視察先にいちいちつっ込みを入れていてはこの日本では生き難いということは分かっちゃいる。別に海江田万里に限らず、議員がなにを見に行ったのか意味不明な視察というものは日本では珍しい話でもない。視察と称した議員のただの観光旅行が多すぎて批判するにも限界があるほどだ。そこが日本の多くの国会議員の程度の低さということだ。
そういう事情を踏まえても海江田万里の酪農業への視察には流石に呆れる。安愚楽牧場の件について被害者たちから誠意ある対応が望まれている中、海江田万里はどういう神経で酪農家を訪れたのか?
安愚楽牧場のようなケースの場合、ミジンコは決して被害者に同情しているわけではない。投資詐欺については被害者にまったく落ち度がないとは考えていないからだ。リスクの無い投資なんて存在しない。そうは言ってもそういった投資詐欺の広告塔となった人物の罪が無いとも思わない。世の中、騙した者勝ちという流れには断じてしてはならない。どんな詐欺であろうとも、やはり騙された側よりも騙した奴等が悪い。特にこの日本の場合では選挙公約に嘘を掲げて政権を奪取した民主党のような例もあるので、騙した者勝ちの酷さは国民全員が痛感しているはずだ。どんなに被害者が愚かであろうとも騙した側が悪い。
海江田万里はどの面を下げて酪農家を訪問し話を聞いたのだろうか?自分が酪農業への投資環境を失墜させておいて、そしてその詐欺加担についてなんの謝罪も賠償もしていない現状でなにをしようというのか?被害者感情を考えればさすがに酪農家には訪問しないことだろう。この無神経さと無責任さは民主党代表としては党を体現しているということで代表として適任なのだろうが一般常識でいえば最低なことを海江田万里はやっている。
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