この発想は無かった。手口としては非常に単純であり、ウェブサイトを作ることができる者ならばものの1分で出来てしまう偽装工作だ。そのやり口が余りにもセコいというべきか、そういうことをやるウェブサイトが存在するということが想像の範疇を超えていたといった印象だ。
これをすぐに発見した
こちらのツイッターユーザーに拍手を贈りたい。サーバーが落ちていると偽装をしていると疑うなんて相当に斬新な発想だ。ウェブサイトを構築する側の感覚としては、サーバーがダウンするなんてことはまさに悪夢であり、それをソースを書き換えて演じるなんてことはなかなか予想がつくことではない。
上の画像について説明すると、要はウェブサイトを表示するためのソースと呼ばれている部分を書き換えて、普段はトップページにあたる部分が表示されると、まるでウェブサーバーへのアクセスが多過ぎる為にサーバーダウンが生じているかのごとく、「ウェブを表示できません」という説明が出てくるサイトを用意してあったということ。馬鹿みたいな話だが、つまり、橋本聖子事務所サイトは一時的に表紙1ページのみ、しかも表示される内容は「アクセスが集中している為に表示できません」という誰もが本当のサーバダウンの時には見たことがある表示を見せるサイトになったのだ。
もっと具体的に言えば、こういうサイトを作ったということ→
橋本聖子事務所ウェブサイトの魚拓
(※ 今もってサーバーダウン偽装は継続中ですが事務所が偽装がバレたことに気がついてすぐに元に戻すと思われる為、魚拓の方のリンクです。)
このサーバーダウンの件は既にニュースにもなっている。
キス問題の橋本聖子氏 公式HPダウン…批判「真摯に受け止める」(Yahoo!ニュース デイリースポーツ)
サーバダウンを偽装しておいて、どこが真摯に受け止めているのだろうか?
つい先日、当ブログでは
記事にて、橋本議員がウェブサイトのトップページにて「私達の大切な子ども達に希望に満ちた豊かな未来を約束し、誇り高い日本を託すことができるよう、全力を尽くす所存です。」と記していることを取り上げて、その言動の大いなる矛盾を指摘した。橋本議員はスポーツに精通しているはずなのだがスポーツマン(ウーマン)シップに欠ける行為ばかりが目立つ。橋本議員の反則をしてもバレなきゃOKとでも思っていそうな数々の言動にはスポーツマンシップのカケラも無い。立場上、言いたいことも言えない高橋大輔選手に無理矢理なフォローなんぞさせていないで、素直に酷いことをしたと認めて全ての役職から降りることこそがスポーツマンシップ以前に社会人としての当たり前の倫理観だ。
強い立場にいる女性が弱い立場にいる男性にセクハラとパワハラのダブルパンチをやっておいて、問題発覚後はこういった言い訳と偽装を繰り返しているのだ。そしてなぜか被害者男性の方が事態の収拾に取り組んでいる。これは女性が女性の地位を下げている酷い状況だ。女性が問題を起こしたときにはサーバーダウン偽装などを続けてほとぼりが冷めるのを待てばなんとかなると加害者側が思っているようなのだ。むしろこれは女性を馬鹿にしたやり方だ。本来の男女平等の観点からこの問題を考えれば、橋本議員はまったく責任を取っていない上に卑怯な逃げ方をしていると糾弾されるべきことを行っている。橋本議員の数々の言動が女性の地位向上のとんでもない足枷となって今後も語り継がれる、そんな悪夢のような状況が今まさに有名な女性議員によって構築されているのだ。男性と同じく女性もやってしまったことへの責任は取ってこその男女平等だ。橋本議員は先ずはやるべきことがある。
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