31日夕方、東京・千代田区の靖国神社で火災が起きた。警視庁は、放火したとみられる男の身柄を確保して、事情を聴いている。
午後5時ごろ、千代田区九段北の靖国神社から出火したとの通報があった。
東京消防庁が駆けつけ、消火活動を行うとともに、警視庁が、放火したとみられる男を確保したという。
警視庁は、20代とみられる男から、出火の状況などを聴いている。
ソース元:
FNN
靖国神社は慰霊碑という側面もあり英霊たちの鎮魂を祈念する場所。つまり墓地でもあるわけでそこを放火しようという神経が異常極まりない。まともな人間は墓を燃やそうとは考えないし、そんなことは強制されてもできるものじゃない。
靖国神社参拝云々の議論とは別に日本は国辱行為に対しての対応措置、また刑事事件に発展した事案についての罰則も非常にぬるいことがこういった事件を起こす犯罪者たちを増長させている。戦没者の慰霊碑を放火した者が無事に裁判を終え、刑務所で刑期を務め、外国人であった場合は無事に帰国までできる日本は素晴らしいとは思うし誇りでもあるのだが、せめて国辱行為については量刑になんらかの加算があるべきだと考える。そうでないと第2第3どころか延々と日本を貶めようとする連中のやりたい放題だ。
大晦日に靖国を放火なのだ。ただの犯罪と同じ目線では見られない。よくぞそこまで日本人の神経を逆撫でするようなことを思いつくものだと怒りで奥歯を噛みしめた。
いつからだったろうか。靖国参拝は以前よりも気軽ではなくなった。警備は強化され開門時間の制限もついた。昔、まだ自分が何者になれるかも分からないほど生活や仕事に苦労し必死だった頃、靖国を幾度となく参拝した。単に仕事で靖国前を通りがかることが多く、運転中に見かけた靖国から出てくる多くの参拝者の方々の姿と背後の靖国神社が神々しく見えてその空気を体感したかったからだ。自分の場合は、英霊への思いだとか、靖国問題だとかを考えるといったそんな意識の高いものではなくて、日々の必死の生活から一瞬だけキレイな空気(靖国は本当に空気が美味しい)を味わってはまた仕事に戻るという感覚だった。
特にスピリチャルなんとかの話は信じないし、心霊現象と言われることなど非科学的なことについては、それを悪用してビジネスにする悪党たちもいる状況を踏まえて、まともに議論する余地すらないと考える当ブログの管理人ではあるが、人が人を思い、残された人々が先に旅立った方々に想いをはせ、そして亡くなった方々が今も生きる人々を見守っているという発想を否定しようとは思わない。その思いは科学とは別のところにあると考えるからだ。この自分の考え方については各分野で権威と称される科学者の諸先輩方も概ね同意のようだ。そりゃそうだ。霊はいないと思ったところで自分の家族や愛する人々への思いまでは化学的に消すことはできない。
放火犯には理解できないのだろうが、靖国神社は決して燃やすべき場所ではないのだ。日本人や靖国神社を首相や閣僚が参拝することに異論があったとしても慰霊の地を放火で無くしてやろうなんてやり方は人として間違っている。
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