こ、これが連邦、もといフィリピンのモビルスーツか・・・(驚愕)
薄っぺらい!まぁ、でも中国のガンダムよりかは角など余計なものがない分だけオリジナルのガンダムに近いといえば近い。
昨年、何度か東京MXで再放送されていた初代ガンダムである「機動戦士ガンダム」を数回チラ見したのだけれど、自分の思い出補正が余りにも強いことにいささか衝撃を受けた。30年前の作品なので当たり前なことなのだが作画、アニメーションなど色々とかなり辛いものがあった。要は自分が子供の頃にカッコイイと感じていたモビルスーツ戦などの作画の質の低さに驚く場面が幾度もあったのだ。
例えばこんな感じ↓
ガンダム太りすぎや!(涙)
それでもガンダムは言うまでもなく凄い作品だった。ちなみに映画を死ぬほど、いや実はもう映画を観過ぎて死んでいるのかもしれない当ブログの管理人は映画の予告編にもうるさい。
予告編 予告編 予告編 ←どう?うるさい?
予告編が見たいから劇場に足繁く通っていた時もあったのだがネットが普及した今、いつでも予告編の長尺版が見られるのだから良い時代になったものだ。大スクリーンに映し出された予告編によって「こんな凄い映画が今度公開されるのか!?」と鳥肌が立つほどアガるときがある。そんな予告編として最高に興奮した予告編が「機動戦士ガンダム 逆襲のシャア」だ。
当時は珍しかったCGをいち早く取り入れてスペース・コロニーを描いている。そんな技術的な部分も魅力的だったがなによりもアムロとシャアがもう1度あいまみえるというのだ。これが興奮せずにはいられようかー!と当時思った。実は土曜日に書道塾に行く時間帯と「Zガンダム」と「ZZ」の放送時間帯(確か夕方17:30)がモロに被っており、まったく見ることができなかったので、なんでアムロとシャアが過去に同じ軍にいたりとか、この劇場版で対立する構図になっているのとか等なにも分からない状態だったのだが、劇場版はこの予告編での期待値どおりに最高に面白かった。実はミジンコ、初代ガンダム以外はまったくの無知なのだ。
既にアメリカへの留学、しかも映画を作る学科を志望していた身であったのだが、もしかしたら日本のアニメ映画の方がハリウッド作品よりも上なのではないかと思ったりもして、その留学の決断が間違っているのではないかと焦ったほど。そのくらい「逆襲のシャア」は映像からキャラクターの台詞まわしからして最高峰だった。本当に焦った。アメリカに渡っている間に日本がアニメ作品で世界を席巻するのではないかと感じたのだ。そうなると高校生の頃から日本のゲーム製作やアニメ製作(そういえば放送はテレビ東京だった!)に参加していた恵まれた立場であったのに、わざわざアメリカに行く理由はなんなのだろうか?と悩んだりもし、そして留学失敗となることが恥ずかしくもあり周囲には一切話さないで留学計画を進めていた。そんな「本当に米国留学は意味があるのか?」といった焦りはアメリカ留学中に劇場で観た「ジュラシックパーク」、そして程なくして日本で公開されていたまだ子役だった安達祐実主演の角川映画「REX 恐竜物語」の日本の映画雑誌に掲載されていた画像によって解消された。同じ恐竜モノでなんであそこまで差がつくのか・・・・。
今、この「逆襲のシャア」の予告編を見ても興奮する。こういう予告編で盛り上げて本編も傑作という作品があるから映画予告編を見ることが止められない。
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