昨年秋ごろから幾度かJR山手線などをご利用の方々からほぼ同様の内容のご報告をいただいていた。上記のシールが電車内の窓ガラスやドアに貼られているというのだ。しかも広告の上に貼り付けるという手口なのでJRのみならず広告の出稿主にも損害を与えている。しばらくそんなご報告が沈静化していたのでもう収まったのかと思いきや、まだこんなことをやっている非常識な連中(もしくは単独犯?)がいるらしい。詳しくは→
反安倍がJR電車内に安倍批判のシールを無断で貼る 「頭が幼稚なこども総理」「戦争が起きる国」(ゴゴ通信)
先ずは先にお伝えしたいことあり。そういったご連絡をくださった方の中にも、また、こういった画像ツイートに対してのリツイートにもこのシールを貼っているところを目撃したといった内容があり、そういった状況で絶対に守っていただきたいことだ。勿論、電車に勝手にシールを貼ることは器物破損容疑、つまり犯罪行為ではあるが、その場に居合わせたとしても絶対にその不法行為を行っている人物、もしくは集団を止めようとしないでいただきたい。話しかけることも注意することも絶対に止めていただきたい。危険だからだ。相手は「平和」だとか「戦争反対」だとかを叫ぶ連中であるが非常に危険な思想を持ち、目的の為には手段を選ばないのだ。とにかくそういった危険人物たちには関わらず、警察官、駅の警備員、駅員に事態を任せること、これに尽きる。
当ブログをご覧の方々には釈迦に説法だろうが、現実として「9条を守れ」と主張する団体に属している者が交通トラブルでナイフで人を切りつけて逮捕されたこともあり、また、ISILによる邦人2名拘束・殺害事件の際には国会前をディスコにしての抗議とやらに代表含め何名ものメンバーが参加していたグリーンピースは鯨肉を運送会社の倉庫に忍び込んで窃盗して逮捕、起訴されたこともある。要は暴行障害であろうが、窃盗であろうが、自分たちがやりたい犯罪はOKという平和を訴えるには大いなる矛盾を抱えた最低モラルの集団なのだ。
このようなシールを電車内に貼るという行為を躊躇なく実行する人物は相当に危ない人物だということは想像に難くない。シールを貼っているところを目撃しても口惜しかろうともそこはグッと抑えて通報に留めて、自分ではそういう危険人物とは接触しないようにすること、これは絶対に守っていただきたい。できればそれを撮影することも控えていただきたい。バレたときに何が起きるか分からないからだ。こういう時は警察に任せること以外の選択肢は無いものとお考えいただきたい。秋ごろからこの件で気になっていたことをやっとお伝えできた次第だ。今もってこんなことが続いていたことにはいささか驚いた。JRが刑事告発を行っていないのだろうか?それとも実行犯が複数いて逮捕と犯行のイタチゴッコが起きているのだろうか?とにもかくにもここまで犯行が長期間に及ぶと犯人(たち)が調子づいているような気がしなくもなく更にエスカレートするのではないかと心配だ。
さて、手短にこのシールについて。もう記事タイトルで全て語ってしまっている感がある。電柱であろうが電車内であろうが、勝手にシールや貼り紙を貼る行為は非常識である上に違法行為だ。主義主張の問題ではない。どんな主張であろうとも、社会のルールに則って他者(他社)がその権利を有する敷地や物品に勝手にシールを貼ってはならない。その貼るという行為もそのシールを剥がす際にも貼られた側の財産は現状回復とはいかないほどダメージを受ける場合もあり、また、その貼られたものに記載されている内容自体によって被害者側が更に損害を被る場合もある。更に今回の電車内シールについては安倍総理も自民党も被害者だ。総理大臣という公職に就いているからといって事実無根の誹謗中傷を受け入れなければならないという理屈は通じない。ありもしないことを吹聴された場合、公人であろうとも名誉毀損で相手を訴えることができる。そして自社の広告の上にこんなシールを貼られた広告主も被害者だ。シールが貼られている期間、自社広告は電車利用客の目に触れることがないのだから広告費は無駄となってしまっている。JR側がその広告主の損害を補填し、JRはこのシール貼り犯に損害賠償請求という流れになるとは思うが、あくまでも犯人が支払えばの話だ。こんな正気の沙汰ではないことを実行する犯人が支払い能力があるのか否かも怪しいものだし、そもそも損害賠償をする意思があるようなまともな人間ならばこんなことは最初から行わない。山手線のあの小さな広告枠でも結構な広告料がかかるはずだ。それを何枚だろうか?数十枚は貼っている可能性があり、損害を受けた広告の数も馬鹿にならないことだろう。犯人(たち)はそこまで考えていただろうか?考えていないだろうなぁ(断言)
先ずは常識、そして順法精神だろう。社会に参加する人々の当たり前がこれだ。そんな当たり前のことも守れないで政治だの主義主張だの、甘ったれるのもいい加減にしてもらいたいものだ。そのふざけたシールが貼られた電車は日々通勤・通学に利用されている交通機関だ。必死というと大袈裟かもしれないが現実として利用者たちは必死に通勤、通学をしているのだ。そんな場所にアタマパッパラパーなシールなんぞ貼って利用者のやる気を削がないで欲しいものだ。こんなシールを作って貼っている暇があったら働いて納税しろってことだ。
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