菅官房長官は11日、横浜市港北区で街頭演説し、米アップルが同区に大規模な技術開発拠点を建設する計画を進めていることに触れ、「これを契機に『やはりアジアの拠点は日本にしよう』という優良企業がこれから増えてくる。名前は出さないが、アップルと匹敵するような企業が準備を進めている」と語った。
ソース元:
YOMIURI ONLINE
菅さん・・・・・
口が軽過ぎるんぎゃああぁぁぁぁっ!!!ヽ( `皿´ )ノ
地方選に必死なのは分かるが、日本の官房長官がこういう口の軽さではやっとのことで針にかかった大魚を逃がしてしまう恐れすらある。菅官房長官には厳に口にチャックをお願いしたい。選挙に利用されることを日本をアジアの拠点としたい企業たちは望んではいないのだから。
ちなみに時価総額で言うとアップルに匹敵するような企業は存在しない。同社の時価総額は2月の時点で
7000億ドル(約83兆6000億円)なのだ。米国企業では初めて7000億ドル超えの企業であり、マイクロソフト社の約2倍の時価総額となる。ちなみに2位のエクソンモービルの時価総額は3820億ドル。大雑把にいえば、世界的な企業を2、3社を合わせてやっとアップルと同等ということだ。なので、菅官房長官の述べる「アップルと匹敵するような」という表現はかなりおかしなものであり残念賞だ。
官房長官、いわば日本のナンバー2にそんな大仰な表現をされたら、日本に拠点を構えようという世界の企業たちも及び腰になってしまうかもしれない。兎にも角にも、菅官房長官は選挙であろうがなんであろうが言葉にするには時期尚早なことについては口にチャックを貫くべきだ。
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