小渕優子・前経済産業相(41)の関連政治団体による「観劇会」を巡る政治資金規正法違反事件で、東京地検特捜部は28日、関連政治団体の事務を統括していた元秘書の前群馬県中之条町長・折田謙一郎(66)、小渕氏の資金管理団体「未来産業研究会」の会計責任者だった加辺(かべ)守喜(62)両容疑者を政治資金規正法違反(虚偽記入)で東京地裁に在宅起訴した。
同法違反で告発されていた小渕氏については、不起訴(嫌疑不十分)とした。
ソース元: Yahoo!ニュース 読売新聞
ふざけるんじゃねぇ!!!
特捜の判断に大いに疑問だ。嫌疑不十分とは呆れる。政権与党・自民党議員でもあり、元総理大臣の娘への対処として無理矢理にでもそういう落としどころにしようとしていたことが透けて見える。
つまり検察はこう発表しているも同然だ。大物政治家の後継者で政権与党の重鎮という呼ばれ方をする引退した議員たちから可愛がられている議員が秘書を雇っている場合は犯罪は「秘書がやった」とすれば罪には問われない。秘書がやった。事務所スタッフがやった。自分は何も知らなかった。こう言えば、基は税金である政党助成金からも分配されている政治資金が銀座での高級おもちゃ代になろうが化粧品代になろうが議員への責任追及はなし。捜査に協力すると言うだけ言っておいて事務所のパソコンのハードディスクをドリルで物理破壊しても問題なし。こう検察は言っているわけだ。大物議員の跡継ぎ議員様とはなんとラクは人生なのだろうか?この世の中で「知らなかった」で(公金)横領もお咎めなしとなるのだ。もう一度言う。ふざけるんじゃねぇ!!!
いつまで経ってもその頼りなさ故かお嬢ちゃん扱いされている向きがあるが、小渕優子議員はもう41歳なのだ。そもそもご尊父が亡くなられて急遽地盤を引き継ぐ前にはTBSでの会社員経験もある人物なのだ。そのキャリアを踏まえて敢えて問いたいが今回の様々な疑惑について「知らなかった」で済むと思うのだろうか?議員として以前に一社会人として、今回の政治資金規正法違反について事務所の代表である自分が事態を把握していなかったで済む問題だと心から思っているのだろうか?心から自分が不起訴が妥当で事務所スタッフたちのみの起訴が妥当だと考えているのならば、それこそ人間のクズだと言わざるを得ない。
こんな特捜のやり方、また政権与党自民党が小渕議員に公認を与え再び議席確保に協力したこと等、まったくもって日本の未来のためにはならない愚かで恥ずべきことだ。当ブログの管理人ミジンコはこの小渕議員への不起訴を一生心に留めて自民党とも検察を含めた警察官僚機構とも付き合っていく所存。要は日本の未来よりも保身を考えている信用ならない相手という認識で付き合っていくということだ。更にそんな日本の政治家や警察官僚に愛想が尽きたら日本とは残念ながらお別れということになる。今のところ歓迎されることがほぼ間違いない国は1国、アメリカ合衆国のみということで若干心細いというのも本音だ。日本もアメリカもどちらの社会にも問題がないわけでもなく、むしろ社会問題が山積している。そうは言っても今回の日本の小渕優子議員不起訴は相当に日本という国に対して献身的であれとする自分の信念が揺らぐほどの酷い決定だ。単純に悪いことした者がそのまま逃げ切れる世の中にはウンザリするからだ。実際、そういう国の方が圧倒的に多いわけなのだが、我が母国・日本がこんなあからさまな政治家の不正すらも裁けないとは大・大・大失望だ。嫌疑不十分とは笑わせる。単に捜査する気が無かっただけだろうが!毎回毎回「秘書がやりました」が通じる日本ではお先真っ暗だ。こんな国民を侮辱したことをいったい何十年続けるというのか?
小渕優子議員はこのまま議員生活を続けるつもりだろうが、はっきり言おう。どの面下げて日本の政治を語る気なのか?同じく小渕議員に投票した群馬の強固な地盤の有権者たちにも問いたい。自分の大切な税金を贅沢品に使われても平気な顔して再び投票するなんて馬鹿もいいところだ。公職選挙法違反丸出しのカレンダー貰って喜んでいる場合じゃない!
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