今も開票中、大接戦でまだ結果が出ていない大阪都構想への投票について。投開票日なので本日はこのニュースが大きく報じられている。当ブログは大阪都構想については賛成でも反対でもない。詳しく調べて分析しないままどちらの方が未来が明るいのか判断できなかった。
単に投票までの賛成派と反対派の活動について気になったことを述べたい。反対派はまるで原発反対派や9条を守れと絶叫する集団とそっくりだった。サックスまで持ち出しての大音響の行進を幾度も行っていたようだ。その映像たるやまさに異様。
賛成派である橋下市長が街頭演説中に反対車線を通過する反対派の街宣車がスピーカーを止めないまま橋下市長の演説を妨害、市長にやんわりと諌められるまで音を止めていなかった。なんというかやり方がゲス過ぎて怒る気もしない。演説の妨害は民主主義の拒絶だ。例えば当ブログの管理人などは民主党議員などの街頭演説、ましてや自分の故郷では嫌悪の対象であるあの菅直人元総理の選挙活動にすらなっていない原発事故についての言い訳演説に選挙期間中には何度も遭遇するわけなのだが、演説の邪魔だけは絶対にしない。それは違法である以前に民主主義の根幹となる選挙を否定し民主主義を侮辱する行為になる。選挙期間中の演説は例えそれがどんなに酷い内容であろうともそれすらも選挙の一部と認識して妨害は厳に慎むべきだ。そんな妨害行為を安易にやらかす大阪都構想反対派の良識の欠如が見えた。
賛成でも反対でもないいわばニュートラルな立場の人間、しかも橋下市長への好感度が非常に低い当ブログの管理人が選挙活動を見て反対派たちの暴言や暴挙に呆れ果てているのだ。選挙権を有する大阪の人々ならば尚更のことそういう反対派の妨害、迷惑行為、異様なドンチャン騒ぎ行進には呆れたことだろう。
どちらが勝つのかは今もって不明。速報では僅かに反対派が優勢。まぁ、数百票差なのでまだまったく分からない。もし反対派がもっと自重していたら、もっとクリーンで騒々しくない選挙活動を行っていたとしたらここまで接戦にならずに反対派の方が勝利したのではないだろうか?反対派の強引なやり方がむしろ賛成票を増やしたような気がしてならない。
この2015年に選挙活動は大きな音や強引なやり方で有利になるとは思えない。異様な集団の下品な大名行列で「反対!反対!」と叫べば通行人の心に響いたとは思えない。橋下市長の人格攻撃など、大阪都構想とはあまりにも離れたことで反対票を得られるような社会では余りにも程度が低い。
速報では開票率94%の時点で反対票が1万票くらいの差で優勢と今流れた。まだ分からない。事実としてこんな接戦は滅多にないということ。反対派のゲスいやり方無しでの選挙活動が見たかった。今、反対多数確実の速報が流れた。大阪市が無くなることをイヤがっていた人々が多数いたということだろう。これで橋下市長は政治の世界から去ることになるのだろう。それも反対派の選択だ。勝てば官軍という言葉があるが、勝ち方にも色々あるというものだ。もしもっと反対派が節度を兼ね備えた選挙活動をしていればという気持ちが強い。あんな異様な選挙活動が勝ったのだとは思えない。反対派の選挙活動が邪魔をしてもなおのこと大阪府民は大阪府存続を望んだということだ。
[17回]
PR