大阪都構想の賛否を問う選挙からそろそろ1週間。著名人から一般市民まで結果を受けて様々な意見を述べているわけだがその中で知った意見の中で「ムナクソ悪い部門グランプリ」を当ブログから授与したい生活保護受給者の男性の声を紹介したい。さて皆さん、ムナクソ悪くなる準備ができた方からどうぞ以下をご覧くだされ。
「生活保護受給率全国ワーストワンから抜け出すと宣言しとった橋下市長も引退するゆうことやし、わしらの生活も安泰や。人の米びつに手突っ込むような人様の道に外れるようなことはしたらあかん。住民投票前の運動も(街宣が)煩かったしな。これでやっと平穏な生活が戻るで」(西成区・生活保護受給者・65歳男性)
詳細は→ 【大阪都構想否決】喜びの市職員「次期市長」に平松氏か藤井氏を希望!(ライブドアニュース)
米を働く納税者たちから分けてもらっている分際で「人の米びつに手突っ込むような人様の道に外れるようなことはしたらあかん。」なのだそうな。日本で最も財政難の大阪はこういう生活保護受給者たちの巣窟となっている。この生活保護受給中の男性からしてみれば橋下市長の「生活保護受給率全国ワーストワンから抜け出す」という宣言は心地良くなかったらしい。市長がそういう発言をすることは至極当たり前のことだと思うのだが、生活保護受給者からしてもればこういう市長は敵扱いなのだろう。
別にかばいだてするつもりもないが、橋下市長の大阪都構想は二重行政の無駄を無くしてのコスト削減、財政健全化を目指す構想であり、他者の財産(米びつ)から資産(米)を奪うような構想ではない。既得権益というやつは減っていく構想ではあるが、それは別に一般市民が困るようなことではなく、むしろ大阪の財政を持ち直す為にも大助かりだ。
橋下市長の言動などについてはとても好きになれるものではなかったが、それでも橋下市長は大阪の為に動いていたことは伝わっていた。特に橋下市長の場合はむしろ収入ダウンまで覚悟しての政治活動だったわけで「人の米びつ」どころか自分の蔵を解放していたようなもので、大阪市民は橋下市長の能力を納税のみで使いまくれる7年半だった。そういう市長に対して生活保護受給者が「人の米びつに手突っ込むような人様の道に外れるようなことはしたらあかん。」なのだ。橋下市長はこういう暴言を言われ慣れてしまい怒る気もしないのだろうが、まったく大阪市政に関係のない自分でも腹が立つ。
こういう生活保護受給者が増長するような選挙結果だということはあの住民投票は「賛成」が正しかったのだろうなと改めて感じた。大阪の今後は本当に大変なことになることだろう。
[40回]
PR