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「憲法違反のお先棒を担ぐような官僚は絶対に許さない。政権を奪い返して必ず処分する」
民主党の小西洋之参院議員は9日の参院外交防衛委員会で、中谷元(げん)防衛相の秘書官が「憲法違反の答弁」を補佐しているとし、激高する一幕があった。
元総務官僚の小西氏は「憲法順守義務に反した公務員を法に基づいて処分するのは当たり前だ。議院内閣制の国会議員の当然の役割だ」と主張。今国会で審議中の集団的自衛権の行使容認を含む安全保障関連法案を一方的に「憲法違反」とまくし立てた。
また、「政治家に言われて、解釈改憲を必死に抵抗しながらやるというならば、まだ同情の余地はある」とした上で、「おかしい政治のもとで苦しむ局面があるのは分かるが、積極的に補佐するのは違う」と持論を展開した。
ソース元: 産経ニュース
国会議員が大臣の補佐をしている官僚に対してこのような恫喝をすることは許されない。小西議員の勝手な解釈で憲法違反と判断しているだけのことについて、官僚が配慮しなければならない理由がない。そんなことでいちいち官僚の動きが止まってしまっては国会審議が進まない、いわば国政の停滞を招くわけで小西議員の感情云々のことは一切考慮するべきことではないのだ。
野党が与党議員のサポートをする官僚を脅迫するなんて異常事態だ。そもそも民主党政権のときにも官僚は民主党在籍の閣僚、そして首相をサポートしている。有名なところでは菅元総理が国会で当然するときには官僚たちの密着サポートがあり、経済の基礎知識すら欠いている同首相に対して財務官僚などが国会内を奔走している様子が「痛いニュース」として幾度も取り上げられている。あの時に官僚がいなかったら国会は停止していた。
今回の官僚へのパワハラ。民主党の小西議員が行っていることが気にかかる。「またか!」という思いからだ。詳細はwikiからの引用に頼ることをご容赦願いたい。余りにショーモナイ話でとても国会議員の言動とは思えず、こちらで書く気力が湧かないほど萎える話題だからだ。
Twitterにおける自身のツイート削除(小西洋之議員のwikipedia 人物の項目から引用)
2010年11月2日、自身のツイッターアカウントで「千葉市で民主党支援団体の幹部の方々との有り難い会食の後、明日の早朝会議(党の成長戦略・規制改革PTで主査・事務局長を務めることになりました)に備え会館に終電で戻りました。昨日の発熱から一転、日本酒を飲み倒せる身体に生んでくれた両親に感謝しつつ(^^;自転車漕いで帰ります♪(原文ママ)」と書き込んだ。
このツイートに対し、他ユーザーから、飲酒運転ではないかと疑問の声が寄せられ、そのツイートを2014年3月19日に削除した。これに関し、同日の参議院予算委員会で小西から批判を受けていたNHK経営委員の百田尚樹は、「『削除して証拠を消そう』という精神が貧しいし、悲しいね。男じゃない」「民主党の議員たちは、国会で、NHKの籾井会長に対して、『一度口にした言葉は取り消せない』などと厳しく責め立てていたが、小西ひろゆき議員の『飲酒運転(自白)ツイート』に対しては、どう対処するのだろうか。削除したら、なかったことになるのかな」「気に入らない質問をしてきた一般人を『法的手段に訴える』と執拗に恫喝したり、自らの犯罪行為のツイートを削除して、なかったことにしてしまう国会議員は、『人間のクズ』だ」と批判した。
百田の批判に対し、小西は、百田のツイートは放送法第36条の総理による経営委員の罷免要件「経営委員たるに適さない非行」、放送法第62条にもとづきNHKが定めている服務の準則(内規)の信用失墜行為等、放送法第36条の罷免要件「職務上の義務違反」に該当すると反論した。小西の反論に対し、百田は「民主党の小西議員が、私に「人間のクズ」と言われたと怒っているらしいが、私は個人名を挙げていない」と説明。夕刊フジの自身のコラム(3月25日付)に、「某国会議員 一般人からのツイート閉鎖騒動」を寄稿した。
赤字にした箇所をご覧いただければ明らかなのだが、小西議員は百田氏の服務の準則について批判しているのだ。要はNHKの経営委員としてその信用を失墜させる行為を行ったと糾弾しているのだ。では今回の小西議員の官僚への恫喝はどうだろうか?国会議員としての信用を失墜させているではないか!
実際、自転車とはいえ飲酒運転を指摘されて謝罪するでも反省するでもなく、そのツイートを削除して無かったことにしようとした行為は人間のクズとまでは言わないが国会議員としては深刻な倫理観の欠如だ。当時は百田氏に噛みつくことに必死だった小西議員だが結局のところ飲酒運転については有耶無耶なままだ。そして今回の官僚への恫喝、人間としてこういうヤツは信用ならないと当ブログも感じる。
この小西議員の官僚への恫喝は各所で大きな話題となっているが、そこで一番見聞きする声は「民主党が政権に返り咲くことはない」というものだ。是非ともそうであって欲しい。いや願い程度に留めるのではなく、当ブログとしても民主党が再び政権を取るような事態は全身全霊を持って防ぐ所存。民主党政権の誕生、有権者にも落ち度があったとはいえ、民主党に投票した有権者たちが罪悪感を抱え、まるで騙された方が悪いかのごとく開き直る政権与党はもう2度と生み出さない。
出世払いとか言う人物は大抵が出世しない。政権を奪い返すと称してその後のことをちらつかせて相手を脅す人間なんてクズ中のクズだ。小西議員はそんなありもしない未来を語って官僚を脅すよりも自分の将来を心配するべきだ。政権どころか民主党議員たちは議員でいられるのかどうかを心配する状況だ。日本が景気が良くなり民主党政権時代の酷さが尚更のこと有権者が痛感する時代に突入するのだ。政権奪取云々を語る以前に議員を続けられると思っていること自体が図々しいとも言える。