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京都市在住の作家で僧侶の瀬戸内寂聴さん(93)が18日、安全保障関連法案に抗議する東京・永田町の国会前での集会に参加した。寂聴さんは「日 本は本当に怖いことになっているぞと、言いたい。前の戦争がいかにひどく、大変かということを身にしみて感じている。しかし最近の日本の状況は、怖い戦争 にどんどん近づいているような気がする」などと訴えた。
集会は、市民団体「戦争させない・9条壊すな!総がかり行動実行委員会」主催。寂聴さんは腰の圧迫骨折などで昨年5月から療養生活を送っており、 この日も車椅子で集会に駆けつけた。マイクを握って立ち上がり、時折声を震わせながら、集まった約2000人(主催者発表)の参加者に思いを語ると、「あ りがとう」と大きな拍手が起きた。
寂聴さんはその後、報道陣の取材に「今の日本の状態は、私が生きてきた昭和16、17年ごろの雰囲気がある。表向きは平和なようだが、すぐ後ろの方に軍隊の靴の音がぞくぞくと聞こえている。最後の力を出して戦争に反対する行動を起こしたい」と話した。【樋岡徹也】
ソース元: 毎日新聞
おそらく当ブログをご覧の皆さんは同じことを思ったことだろう。この僧侶と自称する瀬戸内寂聴さんは以前にもまったく同じことを述べていたことを。そう以前にも今の日本の状況が戦争直前の状況と酷似していると主張していたのだ。それからだいぶ経ったがこの日本は戦争に突入していない。そしてまた同じことを言い始めた僧侶。ありもしないことを大声で叫んで社会の不安を煽ることが僧籍にある者がするべきことだろうか?これではまるで戦争するする詐欺だ。毎年のように戦争突入直前と煽り、そして政権批判。政治主張はあくまでも事実に基づいたことのみで議論するべきだ。日本は戦争を起こそうとはしていないし、今の日本の情勢は戦争突入寸前という状況とはかけ離れている。
瀬戸内寂聴さんが以前に日本が戦争突入寸前だと主張してから結局のところ日本は戦争を起こしていない。この1~2年で日本が戦争になる気配があっただろうか?少なくとも日本から戦争を起こそうという気配はまったく無い。中国や北朝鮮が不穏な動きをしてはいるが日本はひたすら受け手にまわっている。日本が好戦的ではないことは明らかであり、この日本を見てまだ戦争がどうのと騒げる人間たちこそが好戦的だ。そういう人々こそがまるで起きない戦争を無理にでも起こそうという風潮に持って行きたくて必死なのだ。
93歳という高齢がゆえの状況を利用して「今の日本の状態は、私が生きてきた昭和16、17年ごろの雰囲気がある。表向きは平和なようだが、すぐ後ろの方に軍隊の靴の音がぞくぞくと聞こえている。」と述べている瀬戸内寂聴さんはまるでご自身を生き証人のように演じてはいるが証言自体がいい加減なものだ。こんな主張はそもそも信憑性の欠片もない。90代の方々で今の日本が昭和16年・17年と同じ雰囲気だと感じているのかアンケートを取ってみたわけでもなく、ただ一人の老人の意見に過ぎない。しかもその老人は毎年のように同じ虚言を繰り返しているのだ。軍隊の靴の音が聞こえてきているそうだが、それは自衛隊員たちの靴音だろうか?世界情勢を鑑みれば、日本人にとっては中国人民解放軍の軍靴の音の方がよほど聞こえてきそうなものだ。その中国の動きにはまったくの沈黙を保ち、日本の安保法制については激しい怒りをぶつけるこういう人物の日本人の命への軽視が許せない。
安保法制は日本の防衛を現実味のあるものにするための遅かったくらいの法整備だ。要は日本を攻めたら侵略国は今までよりももっと大変なことになると世界に示すものであり、「世界に示す」とは言うものの、その対象はほぼ中国だ。日本が安保法整備をしないとならないほどに示威行動を止めない中国に対してデモや抗議演説をするのならば理解できるが、なぜか中国の脅威に晒されている側の日本の防衛構想を批判する“日本人”なんて獅子身中の虫だ。しかもそういう人間たちだって平和な日本の恩恵に与って生活しているのだからまさに国を裏切っており虫というよりも寄生虫と化している。デモや反日的な演説をしたところで日本では逮捕・拘束もされなければ行方不明者にもならない。そんな日本が戦争をすると吹聴しておいて中国への批判は一切しない日本人なんてまったくもって信用ならない。普段の日本にいるからこその平和への感謝の気持ちはないのだろうか?瀬戸内寂聴さんは僧侶として日々の日本での平和な生活への感謝の言葉を述べるわけでもなく、年がら年中、日本が戦争に突入するかのように吹聴している。僧侶に何かを求めているわけではないがその瀬戸内寂聴さんの姿勢には釈然としないものがある。仏門とはそういうものだろうか?絶対に違うだろうに。