こういう系統のことは無視するのが一番だとは思うのだが日曜日の昼前の衝撃を皆さんと共有したい。いきなり話がそれるが皆さんは日曜日の午前中はテレビをご覧になっているだろうか?当ブログの管理人ミジンコの場合は日本にいるときは日曜の午前中は最も余裕がある時、つまり世界中のほとんどが休日という時間帯なので普段よりも一際テレビをながら見できる時間なのだがどのチャンネルにも興味が湧かない時間帯でもある。CSやBSまで広げると何らかの興味を引く番組があるのかもしれないが、地上波、つまりキー局各社の日曜午前の番組の「見たらアタマが悪くなりそう具合」が尋常ではない。その酷いラインナップの中でもアタマひとつ抜けてゲスい番組がTBSの「サンデージャポン」だと感じている。司会もゲストも冗談みたいに酷い面子の番組だ。そのゲスい番組にチャンネルを合わせた自分もたいがいだが本日だけは理由があった。あの元維新の党の上西小百合議員が食レポをするという情報を事前に教えていただいたからだ。国会議員の職責を舐めるのもいい加減にしろよという憤りから番組を視聴することにした。そしてその上西議員よりも印象に残ったのが上の動画の同じアイドルグループ・制服向上委員会が歌っている光景。番組では上の動画とは別の会場の模様をしばらく映し、16歳というメンバーのインタビューも流していた。
詳しくは→
「自民党倒せ!」アイドルグループが政権批判 大和市などイベント後援取り消しへ (産経ニュース)
こんな歌詞なのだ。大和市の「特定の政党、宗教、その他政治団体および宗教的な団体などを支持し、またはそれらの活動に関係のないもの」とする後援名義要領にそぐわないとして、後援名義の事後取り消しは至極当然のことだ。大和市民にも他の市区町村と同じように様々な政党支持者たちがいることだろう。日本国の首相への誹謗中傷や特定政党を「諸悪の根源」とする歌詞を歌うアイドルグループを市が後援するわけにはいかない。
言論の自由を行使することには責任が伴う。言論の自由があるのだから特定個人の誹謗中傷をしようが特定政党への罵詈雑言を並べ立てようが行政(市)の後援を得られると考えるのは甘え過ぎだ。このアイドルグループによる誹謗中傷でも彼女たち並びに彼女たちをプロデュースしている大人たちが逮捕も拘束もされないこの日本では言論の自由が確保されているのだが、言論の自由は「好き放題の中傷」ではないのだ。どんなに幼稚な内容であろうとも、その言論には責任が伴う。誹謗中傷、誰かを不愉快にさせる言動を続けるのであれば、それは行政や公共機関など税金を基にして機能しているところからの支援は諦めるべきだ。
実のところ当ブログには全国各地からこういった安倍政権や自民党を誹謗中傷する演劇や講演についてのいわゆるタレコミは枚挙に暇がない。このアイドルグループだけではなく、歌詞や脚本で幼稚な安倍政権叩きを繰り返す集団が全国各地で公演をしているようだ。このアイドルグループもそのひとつということだろう。このアイドルグループや劇団などはいわば身内である左翼系活動家たちの喜ぶようなことをしてなんとか集客しているという惨めな有り様だ。ニワトリが先か卵が先かといった感じで、売れないからこうなったのか、こんな活動をしているから売れないのかは分からないが、現状こんな活動をしているようでは今後も売れるわけがない。
制服向上委員会というグループは幾度もグループ名を見聞きしたことがある。当ブログが把握していないだけかもしれないが過去にはこんなグループではなかったように思う。当初はもっとアイドルグループらしい活動をしていたのではないだろうか?その頃のメンバーはさすがにもういないのだろうが、なぜにこんな活動家のようなグループになってしまったのか気にはなる。要は背後のというべきかプロデュースしている側の思惑でこういうおかしな活動を始めたのだろうから、この制服向上委員会の現メンバーたちも洗脳のようなことをされていないのかと心配だ。まともな思考でいれば、こんな活動が自分たちのアイドル活動としては致命的だと分かりそうなものだ。そもそも動画を見る限り、歌唱力、振り付けともにグダグダで素人レベルだ。今のアイドル界の現状として、ファンたちはそういうことのレベルは求めていないのかもしれないがそれにしてもこのグループはアイドルグループとしては最底辺のスキルしか持ち合わせていないことはほんの数分の動画でも見て取れる。妙な政治主張の歌詞よりも先ずは基本の「き」である唄とダンスの及第点を目指すべきだろう。
結局は誰にやらされているのか?これが問題だ。インタビューに答えていたメンバーはまだ16歳だった。そういう10代の少女たちにステージ上で首相批判をさせること、それがいかに異常なことで彼女たちの人生の障害を日々作っていることをプロデュースしている無責任な大人たちは恥るべきだ。矢面に少女たちを立たせ、裏でほくそ笑んでいるクズな大人たちがいるということだ。名曲の歌詞を歪曲させて貶めていることも許し難い。この制服向上委員会のメンバーたちは自分たちの意思でこんな活動をしていると思い込んでいるのだろうが、卑劣な誰かに上手いように利用されているだけだ。メンバーたちがそれに一刻も早く気がついてくれることを願う。そもそも彼女たちの保護者たちはこの現状を把握しているのだろうか?それとも背後のクズ大人たちと同類だろうか?まともな親ならば自分たちの娘がこんな歌詞を公の場で歌うことは止める。
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