これだけあっても売れるから並べるんだろうけれど・・・・・多い!
日本ではここまでの山盛り商品展示をそうは見かけない。売り切れないからだろうということは分かる。まとめ買いのお客さんなんてそうはいない。
物価が安い(まとめ買いで安い)ということはフェアな社会形成には大切なことだと思う。当ブログではしつこいように述べているけれど日本人は物価面では報われなさ過ぎている。家やクルマも高いし維持費も尋常ではないくらいお金がかかる。主食の米が高いということもどう考えてもおかしい。
アメリカは価格が日本と同レベルのものはあるものの、まとめ買いでオレンジジュース1ガロン2本(約8リットル)が3ドル50セント(約420円)だとかミネラルウォーター約500ccボトル32本入りケースが2個で3ドルといった日本人感覚としては格安な売り方をセールでなくとも普通に見かける。クルマではないと運べないということはあるものの、大型スーパーマーケットではそういう価格なのだ。日本でも会員制のコストコが有名だが会費の必要のないスーパーでもそう。住宅は2,000万円出せば郊外の大きな家で駐車場2台分以上・プール付き。ガソリンは日本の1/3、クルマの維持費や車検代も日本の1/10もしない。
で、りんごも安い。オレンジも安い。アメリカから帰ってきて日本のスーパーのセール品という札を見ると「どこがだ!?」と思うことしばしば。りんご3個で380円だと特価といった表示になることもあるのだ。確かに日本ではそうだろう。アメリカでも都市部のデリカテッセンの果物1個買い(オフィスワーカーが昼食などに1個だけ買う用)は高いが、まとめ買いになると格安になる。小麦もじゃがいもも安い。主食なのだから当たり前なのだが日本ではその主食が高い。それで海外と比べて消費税が低いとか言っている日本人はお人よし過ぎる。人生にかかるお金が物凄くかかる日本人に消費税までかけるなんて日本政府は鬼だ。消費税でしか財源確保のメドをつけられない財務省はアホ鬼だ。消費税が高い北欧の国などは老後に貯蓄ゼロでも国が面倒見てくれるんだから単に生活費の先払いをしているようなものだ。日本では老後も自分たちの年金と貯蓄で生きていかねばならず、消費税が自分に返ってくると心から思えない。もうちょっと日本人は消費税について怒って良いと思う。
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