「馬鹿は死ななきゃ治らない」は本当なのかもしれない。この馬鹿が経営者になっても純益どころか売上高で2500億円の事業を作り出すことができないと断言できるのだが「たった2500億円」とは、そりゃ長年の自民党政権でも日本の借金は増え続けるわけだ。
国民の神経を逆撫ですることにかけてはこのデカい馬鹿は本物だ。ここまでの馬鹿だとIT革命をイット革命と言ったことも冗談ではなく本当のことのように思えてしまう。自民党議員たちもいちいちこの大物ぶったこの馬鹿のご機嫌を伺わなくてはならない現状をいい加減に止めるべきだ。元総理とは言っても密室で当時の自民党幹部数名が勝手に総理大臣の椅子を与えたに過ぎない暫定総理だった。小渕内閣の時に「次はこの馬鹿が総理」と国民が分かっていたら当時の自民党の支持率はもっと低かったはずだ。
しかもこの馬鹿は延々と小泉内閣を支えていたわけなのだが小泉内閣の政策こそが今の日本の格差社会を生み出している。いわばワーキングプア層の増大や派遣切りが安易にできる社会を作り出した政府を支えてきた人物が「たった2500億円」と言い放ったわけだ。年収200万円以下の人々が支えている今の日本にとって2500億円は「たった」と言うには余りにも巨額だ。消費税10%も近づいてきた。東京オリンピック開催よりも3年早く消費税10%時代が来るのだ。呑気に「たった2500億円」などと言うのならば消費税増税をこの一応は自民党の重鎮が増税を止めるべきだ。社会保障費が足りないから増税すると消費税を決めた民主党政権もその政策を継続して既に8%への消費税率を実行した安倍政権も国民に説明している。お金が足りないから増税すると述べている側のクソジジィに「たった2500億円」と言われた国民はどうすれば良いというのか?そりゃ経済大国である日本にとっての2500億円は絶望的に大きな金額とは言えないが、必要なものに使ってこそ国民が納得する金額だ。キールアーチという日本にとってはあってもなくてもといった構造物に対して支払う金額としては余りにも新国立競技場のザハ案は高いとほとんどの国民は感じているのだ。「たった」と言うべきことではない。
この森元総理に関しては言葉選びができないというよりも根本的に馬鹿なのだとは思う。国政に関わる者が馬鹿なことは罪だ。不景気でも失政による財政難でも人は死ぬ。戦争のような直接的な暴力による殺害ではなくとも国民は死ぬのだ。その国民の死を防ぐために政(まつりごと)に携わる者は2500億円という金額について「たった」などという感覚では務まらない。延々と日本の足を引っ張るような老人はすぐにでも表舞台から去り隠居するべきだ。
[52回]
PR