散々取沙汰されている佐野研二郎氏の一連のデザインコピー疑惑。ネットの受け売りなのだがいわゆるパクった側とパクられた側とされるデザイナーたちの仕事場の様子の対比がとても興味深い。
右が佐野氏の仕事場。真ん中と左側はデザインを盗用された可能性が高いアメリカのデザイナーの方々の仕事場。
こんなことはデザインスタジオ(工房)では当然といえば当然なのだが、作業場といえば製作したものやスケッチや模型などが膨大な数に及ぶ場所となり、まさにモノの置場に困るということはデザイナーたちの「あるある」だ。モノを置く場所に困りキャリアを築くとともに引っ越しを余儀なくされるのもデザイナーではありがちなこと。また資料などもそれなりのキャリアのあるデザイナーの工房では数万~数十万点に及ぶことが自然だ。
すっきりシンプルな仕事場はキレイな感じはするがそこでデザインの仕事ができるのかといえば甚だ疑問だ。いくらパソコンの作業がメインとはいえ、デザインをする際に全て画面上でやるなんてことは当ブログの管理人ミジンコ(デザイナーでもある)には考えられない。模型も諸々の試作版も作業場になくてパソコンだけで作業?ナイナイ。
ちなみに右の画像の1番上は山中教授のIPS細胞研究室。真ん中は皆さんご存知であろう小保方氏の研究室。1番下は佐村河内氏の自宅。こうやって比較して見てみると本物と偽物とはなんとも分かりやすいものだ。
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