記事タイトルがいきなり罵倒でなんのことやらと皆さんは感じたことだろう。記事タイトルをもうちょっと平たく言えば「そこの肥満体のお方、騒々しいので少しお静かに願えませんか?」ということになる。メドヴェージェフ首相の北方領土訪問に日本政府が激しく抗議している。その日本政府の抗議に対して、ロシアのドミトリー・ロゴジン副首相「本当の男なら切腹して静かにするだろう。なのに騒ぐばかりだ」とツイートした。つまり日本人に北方領土のことで煩く言わないで切腹しろと述べたわけだ。そういうわけで記事タイトルにある「うるせー!デブ!!!」なのである。
人の身体的なところをついて言う悪口は余り好かないが今回は敢えて「デブ」という表現を用いている。その理由はこの世界の閣僚の中でも有数の肥満体であるロゴジン氏は公務での戦車試乗で腹がひっかかって戦車から抜けられたくなったことがあるのだ。冗談のような話だが本当に起きたことだ。ロゴジン副首相はその分厚い腹に刀を刺しても致命傷には至らないのかもしれないが大抵の日本人は同じことをしたら死んでしまう。言うまでもないが一国の閣僚が他国に対して「死ね」と言うとは言語道断だ。なにかと問題発言を繰り返している山ほど前科がある人物ではあるが今回の発言は度を超えている。だから何度でも言おう。うるせー!デブ!!!なのである。
昨年より自業自得で四面楚歌状態のロシアは日本にすり寄ってくること度々だ。それにも関わらず、そのすり寄りたい日本の北方領土に対してまたしてもこういうパフォーマンスをしでかす。一貫性の無いアホ、それが今のロシアという国家だ。無謀なクリミアへの侵攻、それに伴うウクライナとの交戦。欧州からも米国からもそっぽを向かれての経済制裁。そしてルーブルの急落とロシア最大の輸出品の原油や天然ガスの価格下落。そんな状況でロシアの副首相が日本人に切腹しろと言っているのだ。もはやロシアは国家というよりも自暴自棄になった荒くれアホ集団と化している。
全てはロシアの自業自得だ。それを今になって慌てふためいてロシア政府からは不規則発言の連発だ。閣僚の暴言はそれだけでも戦争の火種となる。この100年でも閣僚が他国の政府に「死ね」といった暴言は例がない。このロゴジン副首相の発言について菅官房長官は「びっくりした。非建設的な発言でコメントする気にもならない」と述べている。その気持ちは分からなくもないが、今回のロゴジン発言は事あるごとにロシア政府との交渉の場で触れてチクチクとロシアを牽制するべきだ。もっと直球で言ってしまえば、「プーチン大統領が日本と前向きな話がしたいのであればさっさとロゴジンの首を持ってこいや!」と副首相を解任させることを要求するべきだ。今の日本とロシアとの世界的な立場を考えれば日本はあんな暴言を吐かれてその程度の要求は当然のことだ。いつも日本は優しい・・・・といえば聞こえは良いが単に甘いのだ。相手はロシアだ。つけ上がらせないで今のロシアの現実を直視させて日本にそんなことを言える立場ではないことを教えるべきだ。
【ドミトリー・ロゴジン副首相 近影】
おまえが腹の脂肪を削れ!!!
[40回]
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