特にNHKの中継でモロに映ったテレビ朝日と日本テレビのヘリコプターが糾弾されているが、それを撮影していたNHKは勿論のこと、NHK、日テレ、TBS、テレ朝、フジテレビ、キー局のいずれもの放送局が「そこにいること自体が邪魔」となっている。しかも現在も継続して邪魔。邪魔という言い方はまだヌルい。ニアミス状態をわざわざ起こして救助活動中の自衛隊ヘリの周辺の気流に影響を与え、騒音で要救助者の声をかき消しているのだ。これはもはやマスコミによるテロだ。
こんな急接近は常軌を逸している。この白いヘリには「tv asahi」と赤い文字で記載されている。
救助の邪魔をしたいとしか思えない妨害だ。マスコミのヘリが飛んでいる空域はまさにデスゾーンと化している。自衛隊のヘリが避けなければヘリ同士は空中衝突して2次災害となり、救助を待っている人々には救助の手が届かなくなる。こんな馬鹿げた状況を許してはならない。
当ブログで災害救助時のマスコミのヘリ飛行を何度批判したことか・・・・。もう数も覚えていないくらいこの10年ずっとマスコミの無謀なヘリ飛行を批判している。それでも今日もこんなことが起きることに憤っている。邪魔なものは邪魔なのだ。大災害が発生中にヘリの操縦桿を1cm動かしたら衝突するような距離まで救助中の自衛隊ヘリに近づく必要のある民間ヘリはこの世に1機もないはずだ。それでも救助活動を邪魔してでも中継映像を撮ろうとするテレビ局のヘリの愚行が上記のキャプ画像のとおりだ。強風の時でなく無風状態でもこんな距離でヘリ同士を飛ばすべきではないということは言うまでもないことだ。
自衛隊機にはそこを飛ぶ必要がある。退くべきはマスコミのヘリだ。マスコミの知る権利なんぞ知ったことか、テレビ局の視聴率も知ったことか、1秒でも早く洪水にのまれそうな被災者を自衛隊ヘリが救助することが優先される。
災害中継に必死なテレビ局が災害を更に悪化させて人災を起こそうとしている。許し難い。
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