上記の写真はノルウェーのエルナ・ソルベルグ首相が自撮り棒を使って同国大手マスメディアのスタッフたちと記念撮影した1枚。政権と首相が馴れ合えとは言わない。しかしながら、我が国・日本の場合は例え安倍総理が国の為に奮闘しようとも首相として画期的な動きを見せようとも国内のほとんどのマスコミはひたすら総理を叩く。はじめに「アベ(総理)叩き」ありきでマスコミが動いているのだ。これでは政権とマスメディアが信頼関係を築けるわけがない。ノルウェーに何ら政治的な問題が無いとは言わないがノルウェーのマスコミは政権が仕事をしたときには素直に称賛している。安倍政権は何をやってもマスコミの集中砲火だ。安倍総理だって完璧ではない。現に当ブログでも安倍政権の政策をいくつも批判している。それでも安倍総理は日本の味方であると信じている。信じるに足る行動を安倍総理は見せているからだ。いったいマスコミは今まで安倍総理の何を見てきたのか?安倍総理が日本の敵に見えるだろうか?せめてマスコミは中立性を厳守するべきだ。そうすれば上に掲載したノルウェーの首相とプレス(マスコミ)のように笑顔で記念撮影する時を時折迎えるやもしれない。ノルウェー首相もプレスも同様にしてノルウェーという国の為に尽力しているからこそ、こういう記念撮影ができるのだ。
皆さんはノルウェーが太陽電池の一大産業を保有しているとご存知だろうか?同国のNorSunという太陽光発電企業は世界屈指のシェアを誇り、まさに急成長を遂げたノルウェーの国策企業と言える。同企業はミジンコにとっても大きな取引先だ。日照時間の短い北欧の国から太陽電池の巨大企業が生み出されたことはノルウェー政府の尽力も大きい。政策と企業成長がまさに合致していた。他の国にも太陽光発電関連の巨大な企業を生み出すチャンスはいくらでもあったはずだがほとんどの国からはそういう企業は生まれていない。政府が正しい判断を下して企業がそれに乗り成長し国内に大量の雇用を生み出し税収増、外貨も獲得とは良いこと尽くめだ。その良いこと尽くめが一番上手い国はアメリカ合衆国だろう。過去100年を見ても明らかであるし、今も現在進行形でオバマ政権はGoogleやfacebookやAmazon.comがやり易いように支えている。米国籍の大企業が他国の企業に負けないように支援すればアメリカの利益に準ずるということだ。そしてその良いこと尽くめが2番目に上手い国は皆さんの母国である日本だ。アメリカほどあからさまではないが日本政府、もっと具体的に言えば政権の意向を汲み取った日本の官僚機構は徹底して日本企業を支えてきた。民主党政権時代にその日本企業支援が停滞した感があり、日本企業の海外移転が急激に増えたことは皆さんもご存知のことだろう。安倍政権が百点満点とは言えなくとも今の日本の現状はマスコミが連日猛烈に批判しているような惨状だろうか?
前段落でノルウェーの太陽光発電企業について触れたのには理由がある。国内ではそれほど大きなニュースでは見かけないがこういう日本にとっての朗報があるのだ。
東大など、世界最高効率で実際の太陽光から水素を製造することに成功 (マイナビニュース)
どういうことかと簡単に説明すると今までは実用としては10%ほどの変換効率だった太陽の光を水素に変換する割合が24.4%までハネ上がったということだ。この24.4%という数値はエネルギー革命の始まりと言っても大袈裟ではない。今まで化石燃料から取り出していた水素ガスを陽射しから高効率で採取できるのだ。水素燃料はエコカーなどへの採用が決まっており、今後の地球の主たるエネルギー源のひとつだ。そのエネルギーが太陽の光から取り出せるのだ。つまり再生可能エネルギーに水素が加わったということだ。
更に日本は金属による光合成技術も世界で最先端の技術を有している。実は今もって原因が判明していない温暖化問題でとかく悪者にされている二酸化炭素だが金属光合成が広く普及した際には「二酸化炭素が足りない!」となる時代が来るかもしれない。植物が光合成をするように金属でも光合成ができる技術自体はもう日本人研究者によって実現している。後は予算と実用化という段階であり、それも日本政府の支援の下で着々と進んでいる。
「光(太陽光)」に関連する画期的な技術2つを挙げたがその2つともが日本が世界を牽引することになるだろう。他の数多くの先端技術と同様にして日本が技術的にもそれによって波及する経済的にも世界をリードするということだ。まさに光明が見えた気がしないだろうか?こういった先端技術を促進すれば国は潤うのだ。少なくとも安倍政権はそういった技術振興の邪魔をしていない。だからこそ技術が進むのだ。その技術革新の恩恵は国民にももたらされる。
本来ならば自国の研究チームの発明を称賛し自国企業の成長を喜ぶのがマスメディアだろう。国民とも政府とも一緒になって国の未来にとっての明るい兆しに祝杯を上げることが自然だ。結果も状況も何も関係なしにひたすら総理や政権をグチグチグチグチ批判するだけの日本の多くのマスコミの姿勢は余りにも歪んでいる。将来、日本は太陽の光を利用した技術によってもっともっと豊かになるかもしれないのだ。マスコミはそんな未来でもその時の総理大臣や政権をとにかく批判してひたすら売国主義丸出しの野党の蛮行は見て見ぬふりをするのだろうか?今もそんな傾向があるが「叩くこと探し」に躍起になってひたすら政権批判を繰り返して自らのアイデンティティーとするのだろうか?もはや報道機関というよりもストーカーのそれだ。
ノルウェーのこの記念撮影の全てが素晴らしいとは言わないが日本のマスコミのストーカー気質の政権追及よりもよほどマシに思える。
[36回]
PR