石田純一氏の国会前での発言。この何が仕事なのかも不明な初老の男性について言いたいことは記事タイトルのとおり。特定のファン層というべきか支持層(収入源)を維持・確保する為にわざわざこういうパフォーマンスに出たりツイートなどで発言する元有名人たちの多いこと多いこと・・・・。
こんなアホな発言に反論するのも恥ずかしい気がするが一応述べておくと人類の歴史は戦争の繰り返しだ。それが文化的な行為とは言わないが人類の文化を語る上で戦争を抜きにして語るわけにはいかない。戦争は人類の文化に多大な影響を与えている。それは無視しようにも無視できないはずだ。
結局のところ国の行末を憂いているとしながらも自分たちが食いっぱぐれがないように必死になっているに過ぎない。心配しているのは日本の未来ではなくて自分たちの直近の未来だろう。今回の安保法制での一連の元有名人たち、今の有名人たちの安保反対大合唱には心底呆れている。安保が何かも理解していないで発言している者もいたりしてまるで厚顔無恥選手権でも行われているかのようだった。素直に「仕事が欲しい!」とか「芸能界に残りたい!」と発言してくれたほうがよほど好感が上がる。いちいち安保法制に絡めて発言して目立とうとするそのセコさが「芸がないのに芸能人」を続ける図々しさの秘訣だろうか?
石田純一氏はご自身の発言とされる「不倫は文化だ」という発言をしていないと主張している。確かにその時のVTRを見ると発言の全体ではなく一部だけを切り取って報じられた感がある。何も石田氏は文化水準の高い国では不倫を容認するべきだといった趣旨で述べたわけではなく、文化が発展・多岐に渡れば不倫ということも起こり得るといった文化論という意味で述べていたので当時のバッシングは不当だった。その不当な扱いを不当だと訴えていた本人があの発言を茶化すかのように「戦争は文化ではありません」とはふざけ過ぎだ。戦争という言葉はそういう言葉遊びで使うべきではない悲惨なものだ。石田氏がそのふざけた発言をして周囲の戦争反対と叫ぶ聴衆が喝采を贈る光景には吐き気がした。あの場にいた誰も戦争というものを真剣に考えていないことの表れだった。何が「戦争は文化ではありません」だ。どういう政治主張をするにしろ、戦争という言葉すらも遊んでしまうその浅薄さが大多数の日本人から相手にされない理由だ。
[54回]
PR