目の錯覚だろうか?どの政党にも与していないと公言していたSEALDsのこの告知に民主党と社民党と共産党と記載されているように見えるのだが・・・・。またSEALDsのツイートではこれら3党に加えて維新の党の参加も伝えられている。もはやこの位の矛盾についてはSEALDsについては「よくあること」と化している。
以前にSEALDsのツイートでネットユーザーに笑いを提供してくれたものとして以下のものがある。
「WE WILL STOP!!!!」とツイートしており失笑の嵐だった。当ブログではこの件は取り上げなかった最大の理由は他にありとあらゆる点で間違っており、英語でいえばその組織名の省略前の英語すら間違っているのだから取り上げるとキリがなかったというのが本当のところだ。大学生が参加しているはずの組織であるというのになんでここまで英語を間違えるのかむしろ謎だ。日本は中学英語ができなくとも大学生になれる不思議な進学システムが存在するのだろうか?「WE WILL STOP!!!!」←「我々は止まる予定だ!!!!」とツイートしていたのだ。かなり笑える馬鹿ではあるが多少は学習能力があるのか、今回の告知画像では「We will stop it.」になっていた。しかしながら、この英語表記もデモ活動の告知内の表現としてはおかしい。何がそもそもおかしいのかといえばなぜか「will」を毎回使っている点。こういう活動で「will」を入れてしまうと断固たる意志が感じられないので不適切だ。この場合は「We stop it.」や「Stop (対象のもの)! 」であるべきだ。
まぁ、そもそもこの告知の場合は英文全体が酷いデキなのだ。開催場所が渋谷のハチ公前の「The Plaza」とあるのだが、それでは本当にハチ公の前のあの周辺にベンチのある小さな空間ということになってしまう。SEALDsの学生諸君よ、君たちが集会を行う場所はおそらく「The Square」ではないだろうか?それとも本当にハチ公の真横で演説でも始めるつもりなのだろうか?あの狭い場所でそれはさすがに許可は降りないだろう。「The Park」にしなかったところは少しは調べた気配があるが惜しかったね。
他にも文頭のBecauseにかかるフレーズが和訳すると「民主主義は我々のものだから」とあるのだが、先になんで民主主義は我々のものなのかの説明文が置かれていないというまさに英語がまったくできない日本人的なジャパニングリッシュ丸出しで読んでいるこちらが赤面してしまう。日本語がヘタクソな人がやりそうな英語ということ。説明していないことを結論付けて書いてしまうとは卒論大丈夫か?という稚拙さだ。各文全部幼稚な英文なのでいちいちツッコミも疲れるが基礎的なところとしては「the world go like this」がここで打っていても苦しくなるほどダメダメだ。「the world」は単数形なのだから「go」ではなくて「goes」だ。で、ここでも問題なのだが「like this(こうなる)」と言われても、そのこうなることを先に述べていないのだ。つまり英語力というよりも日本語に難があると思われる。今回のSEALDs告知の英文は事情が分かっている人が欠けている部分を補足して成り立つ文章であり書いてあることは「あれがああなってこうだからこうなんだよ!」と書かれている理路整然と物事を説明する能力に著しく欠けている告知なのだ。
さて、英語の問題は置いておいても既に可決した法案をSTOPするとはどういうつもりだろうか?日本は議会制民主主義を採用しており、法律を変更したり廃止することは勿論可能なのだが、その方法は簡単に言えば議会での多数決による。デモやら民衆の蜂起で法律が変更可能ならばそれは即ち議会が崩壊する反乱やクーデターということになり、民主主義は終わったということになる。民衆のデモ隊が政府を転覆させて政権を握ったとしてそれが軍事独裁政権が行っていることと何が違うというのか?SEALDsの参加学生たちは、何かと馬鹿でも許される、いや許しちゃいないがともかく甘くは見られている学生運動の内は甘い考えでいるのやもしれないが、実力行使で法律を変えるということはそういうことだ。
本当にSTOPしてくれれば無駄な騒音が減って有難いのはまさにSEALDsのほうだ。毎度毎度、大音響で路上を占拠して人様の迷惑ばかりかけていないで英単語のひとつでも覚える方がよほど有意義だ。英語ができる友達を作るというのも良いだろう。ツイート、告知、プラカード、そして組織名まで英語間違えなんて限度を超えている馬鹿さ加減だ。
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