以前に「戦場での女性の性的暴行は、人類の普遍的な人権問題として引き続き追及する」と朝日新聞は主張していた。従軍慰安婦問題について同紙が語ったことだ。結局は日本の新聞社でありながら、そんな他人事のような上から目線で日本ならびに日本人を叩いていた朝日新聞が従軍慰安婦強制連行の一連の記事について捏造を認めている。
女性への性的暴行が普遍的な人権問題であるという主張については異論はない。そんな至極真っ当な意見を述べた朝日新聞を含めた国内マスコミは以下の件は取り上げているだろうか?日本国内の報道を見てもまったく出てこない話題だ。
President Park should publicly apologize for South Korea's sexual violence in Vietnam(FOX NEWS 英文)
簡単に説明するとベトナム戦争時に韓国軍(韓国海兵隊)が行ったベトナム人への性的暴行について訪米中の韓国・パククネ大統領に誠実な対応、つまり謝罪を求めるという活動が今まさに行われている。この活動を運営する団体によると、ベトナム戦争からだいぶ時が経ち、ベトナムでの性的暴行の被害者たちの生存者たちも800名ほどになったとのこと。つまり生き証人が少なくなった今だからこそ、残された時間は少ないと同団体は考えているのだ。被害女性たちが存命の内に1度も対応どころか謝罪もしていない韓国政府の誠意ある態度を見せて欲しいという趣旨の活動だ。この活動を見ると賠償請求というよりも1度くらいは罪を認めて大統領から謝罪して欲しいという被害女性たちや支援者たちの至極当然の主張が見て取れ、むしろ米軍の公文書にさえ、その性的暴行や虐殺についての記載があるにも関わらずなんの対応もしないままの韓国政府の姿勢に大いな疑問を抱かずにはいられない。
米司令官の証言を含めた韓国海兵隊でのベトナム戦争での行動についての公文書(PDF・英文 当時は極秘資料)
日本人としては比較せずにはいられないが、アメリカの公文書では売春、いわば金銭授受があった現代でいうところの風俗サービスとして記述されている従軍慰安婦と、韓国軍によるベトナムの村や地域規模での集団暴行事件ならびに証拠隠滅を図ったであろう大量虐殺・破壊行為とでは朝日新聞が述べているような「性的暴行が普遍的な人権問題」という観点からしても次元が異なる。売春婦に同情するなとまでは言わないがレイプ被害者でありレイプ後に殺害された女性たちとでは同列に語る方が違和感がある。確たる証拠もないまま逆に証言の信ぴょう性などに数多く疑問がありながらも延々と国内マスコミによって創作ストーリーが独り歩きして取り上げられて従軍慰安婦問題。証拠もありアメリカの公文書も存在し生き証人たちがまったく疑問の余地が残らないほど詳細な証言をし、その裏付け検証もなされているベトナムでの韓国軍による性的暴行ならびに虐殺事件についてまったく取り上げない朝日新聞ならびに国内マスコミの「性的暴行が普遍的な人権問題」についての基準がまったくもって理解できない。
ライダハン(←wikipedia)と検索すればそれはもう膨大な資料が出てくる。混血を意味する悲劇的な蔑称だ。勿論のこと検証の余地はあるが従軍慰安婦という曖昧な証言のみに頼った上に出てくる資料は売春宿であったといったことやなぜか当時存在しないジープやヘリコプターなどが登場する創作ストーリーだったりする資料よりも、ライダハンから導き出される情報はよほど信憑性が高い。事実として確かに存在するライダハンという造語の悲劇があるのだ。韓国政府だけではなく韓国国民はこのライダハンについてどう捉えているのか?国家の恥だと思い謝罪する気持ちすらも今まで見せないとはいったいどういうことか?
このライダハンについても国内マスコミはほぼスルー状態。そして従軍慰安婦問題は検証なしでも事実であったかのように伝える。確たる証拠が出ずとも従軍慰安婦問題で日本が悪い、南京大虐殺で日本は残酷だと報じているくせに証拠も資料も膨大に存在する韓国軍によるベトナムでの蛮行は一切取り上げないマスコミの姿勢はジャーナリズムの欠片も見当たらない。
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