昨日取り上げたSEALDsの渋谷での迷惑集会にてこんな一文を含む演説がなされたらしい。SEALDsのツイッターでは「かなうくん」と呼ばれている青年によるものだ。
「この国には、子どもの学費のために裏で自分の内臓を売り生活をくいつなぐ母親がいます。」
演説なので前後を取り上げないと趣旨とは異なった捉え方をしてしまう恐れもあるので確認したが演説全体、この取り上げた一節の前後の内容を考慮しても意味は
赤字にしたとおりのままだ。つまり日本では自分たちの子供の学費を払えない保護者(女性)が裏で(裏社会と接点を持ってという意味か?)自身の臓器を売り生活費に充てている(←最初に学費と言っているのに・・・)というのだ。まぁ、日本語の不自由な部分は置いておいてもおおよその意味は分かった。彼は日本で貧困家庭の母親は臓器売買という違法行為の売り手となっているというのだ。
先に当ブログの管理人ミジンコの経歴を多少話すことにする。当ブログの管理人は財団を通じての慈善事業などにも取り組んでおり、その一環として日本だけではなく世界各地の児童虐待や人身売買行為について告発や証拠入手、捜査機関への証言や証拠提出にも携わっている。要はある場所で「こんな酷い人権侵害があります」と捜査機関に捜査を要請したり捜査の協力もするのだ。その多くは人身売買について。日本では聞いたことがないが海外では家政婦さんの身元を辿ると金銭どころかヤギや牛と交換されて知らない土地に来たなんてエピソードがあったり、巨大企業が販売している商品の生産過程の末端まで辿ると劣悪な環境で働く児童たちがいるなんてこともあるのだ。そういう労働者たちが実は売られてきているというケースが現代の人身売買としては相当に割合が高い。日本人にはピンと来ないかもしれないが、その人身売買なる犯罪は世界の3大凶悪かつ巨大な市場がある犯罪と呼ばれている。武器密売、麻薬密売、そして人身売買が巨大な犯罪組織ネットワークによって強固に支えられ、動くお金も莫大なのだ。こういう犯罪は悪が余りにも巨大故に一国の捜査機関ですらなかなか撲滅とまでは及ばないことは皆さんもご存知のことだろう。当ブログの管理人が元々は雇っていた警護をコスト削減という思いつきで民間警備会社(民間軍事会社)にしたのも要は捜査協力などしようものならばそりゃもう脅迫だのいやがらせだのの雨あられ。武器にしろ、麻薬にしろ、人身売買にしろ、それらの元締めは大抵どころか100%悪党たちなので一般人の手に負える相手ではないのだ。当ブログの管理人も一般人なのに・・・・という思いもあるがそれを認めてくれないクソッタレなF****(ピーーーッ!!!)なアホカスもいるので仕方がない。ともかくなんで先にこういうことを述べているのかといえば、強大な犯罪行為、それを動かす犯罪組織を真っ向から告発するような行為は大変危険なことなのだ。当ブログの管理人は何も「皆さん、一緒に戦いましょう!」とは死んでも言わないおっさんなのは誰にもリスクを取って欲しくないからだ。そういうことはその道のプロである捜査機関や軍や政府に任せれば良いことだ。
・・・・と長くなったが、要は一般人、ましてや平和な日本に生きる人々がわざわざ凶悪で巨大な犯罪組織に真っ向から挑むなんてことは見ていられない。冒頭で取り上げたSEALDsの学生は日本に臓器売買のネットワークがあると語り、その被害者たちも存在すると高らかに公の場で主張したのだ。つまり彼は何らかの臓器売買があったとする事実を確認、つまり証拠を掴んだ模様で渋谷のど真ん中で大音響でそれを宣言するとは命知らずにもほどがある。この「かなうくん」なる国際基督教大学4年生の小林君は一刻も早く警察に保護を求めるべきなのだ。臓器売買などを行える組織が仮にこの日本に実在するとして、そんな大規模な犯罪を言葉は悪いがビジネス化まで昇華させた犯罪集団は先ず間違いなく巨大な組織であろう。そこまでほぼ隠蔽不可能であろうリスキーな犯罪を今まで継続できていたというのならば、臓器移植を行える医療チーム、つまりは執刀医のみならず麻酔医、オペ看なども含めた数十人規模の移植手術を行う為の人員、その手術を行う手術室を提供する医療機関の協力は確実にあるはずでそんな医療関係者や病院がこの日本に存在するということになる。まるでチープな小説のようだが政府機関、つまり厚生労働省の官僚クラスの協力者がいないことには隠蔽なんてできるものだろうか?そして臓器の売り先と買い手を手配するブローカー、裏で目を光らせる怖いおっさんたちもいることだろう。もうこれは数百人規模の犯罪集団による犯罪ということだ。臓器をいったいいくらで売買しているのか想像が及ばないがそんな何百人もの集団がリスクを取ってまでやるほどの収益があるということになる。そんな犯罪の証拠を掴んでいるという学生が今まで無事だったことのほうが奇跡だ。是非とも彼を保護してその巨悪を叩き潰すべきだ。なんで「かなうくん」は警察に通報する前に渋谷で演説をしているのか!?なんでそんな犯罪の証拠を掴み、被害女性の存在も確認、つまり生き証人もいるというのに通報よりも優先して渋谷で演説をしているのか!?その軽率な行動はまったくもって理解できない。
医療関係者には常識ではあることなのだが臓器移植ともなるとそれはもう事前の準備から医療チームの確保など大変なことが山積しているのだ。端的にいえば移植手術が決まるとそれに携わる医師やオペ看たちはそのスケジュールに合わせて前後の予定を調整しなければならず、つまりは一定期間は優秀な医師もオペ看も数十人規模でその手術の為のほぼ専属となるということだ。手術を行う病院はそれを全面的にバックアップするわけでそれも大変なエネルギーを要する。違法の臓器売買であろうが病院ぐるみでなければ移植手術なんぞ到底不可能なのだ。この日本で医師もその医師直属の部下たちが何日間も何か謎のオペにかかりっきりになる状態が続いて病院側が不審に思わないなんてことが可能なはずがない。漫画やドラマじゃあるまいし、院長や理事会がそんな犯罪に加担するメリットなんてどこにあるというのか?そんな疑問ばかりのことではあるが、今まさにSEALDsのメンバーはそれがあると演説しSEALDsのツイッター・アカウントではその演説が公開されている。なんで警察に通報しないで先に演説、先にツイートなのか?その臓器を売ったという女性の身の安全すら危ぶまれる状況でツイートなんてしている場合じゃないだろうに!
SEALDsのいう臓器売買ビジネスについてそれが真実だと信じればここまで書いたように警察への通報が先だという結論に至る。至極当然のことだ。問題は彼等の言葉にまったく信憑性がないことだ。馬鹿げており、信頼性も限りなく低く、軽率な言動の繰り返し、そういう情けない若者だからこそこんな演説をしても許す許さない以前に「相手にされていない」なのだ。相手にされていない者たちだからといって何の証拠もないことを事実かのように吹聴することまで許されて良いはずもない。そりゃ臓器売買といえばセンセーショナルで注目を集めそうなことではあるが、なんの証拠もなしに「そんな気がする」といったレベルで演説するべきことではない。公共の場での演説で冗談だったでは済まされない。この日本で貧困家庭の母親が臓器を犯罪組織に売って生計を立てているというのだ。それが事実ならば重大な犯罪であり、児童保護としても人権保護の観点からいっても深刻な社会問題として警察のみならず政府がすぐにでも対応しなければならない大問題だ。「かのうくん」こと小林君、即刻、警察に保護を求めて被害女性たちの所在などの情報を提供するべきだ。渋谷で演説してしまってからもう2日経ってしまっている。急ぐべきだ。証拠もなくそんな演説をしたというのならばそれはそれで問題だ。すぐに演説を撤回して謝罪しないことにはいつまで経っても日本ではそんな凶悪犯罪が横行しているという嘘だけが残ることになる。それは許されない。通報にしろ、演説撤回ならびに謝罪にしろ、どちらかは必ず選択しなければならないことだ。
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