こちらのツイートで指摘されている件。「sealdsはhalloweenの綴りもparadeの綴りも分からんのか(困惑)」とツイートされており、ネットで多くの人々が失笑している。
自分で言うのも何だが・・・英語力は謙遜する必要もないほど高い方である当ブログの管理人でもスペルについては日常的に確認している。漢字と同様にして分かっているつもりでも確認したい時は頻繁にあるのだ。どんなに習得したつもりでいても語学とはそういうものだ。
そもそもミジンコがいたアメリカの大学(死ぬほど勉強しないと単位が取れないそこそこのレベルの大学)のコンピューター・ラボと総称する自習室ではスペルを問う声で溢れていた。まだコンピューターが自宅や寮にある学生は少なく、学生ならば数百台規模で無料でコンピューターが利用でき印刷もできる施設があったのだ。そこでレポートなどを打っている学生たちが「astrophysics(天体物理学)のスペルなんだっけ?」と大声で言うと周囲のそのスペルを知っている学生が「a・s・t・r・o・・・・」とスペルを教えてくれる暗黙のルールのようなものがあった。高等教育を受けた日本人でも難しい漢字を読めても綴りまでは完璧ではないことがあるように英語圏でもスペルを完全に把握している人はそうはいないのだ。ちなみにミジンコが学生時代に現地のニュースで見た少年少女対象のスペルをいかに覚えているのかのコンテストの全米チャンピオンが最後に答えたスペルが「kamikaze(神風)」だった。日本人には簡単なローマ字表記がアメリカ人には難問の部類だったことをそこで知った。ちなみにミジンコの氏名は日本では珍しくもなんともないが苗字も名前もアメリカでは難読スペルで上の名前も下の名前もまともに発音されたことがない。もう二十数年もそんな感じだがいちいち訂正もしていない。正直、イチローとか英語圏でも通じる名前が羨ましい。
話は脱線したが、この「ハロウィーン・ピース・パレード」とやらの告知を作成した人はなんでここまで堂々とスペルミスができるのか?嫌味に捉えられるかもしれないが、率直に言ってPARADEをPA
LADEのミスはまだなんとなく分からなくもないが「HOLLWEEN(ホルウィーン)」なんて一瞬見ただけで違和感を感じないとはどんだけ英語に興味がないのかと。
ハッピー・ホルホルウィーン!とか言われたらコーヒー吹く自信がある。
このスペルミスを指摘しているツイートではSEALDsとあるが
大元のfacebookを見るとママの会@神奈川とある。どちらにしろ、「安保法制、廃止しないとイタズラしちゃうぞっ!」なのだそうでなんとも言えない頭の悪さを醸し出していることについてはSEALDsと共通している。SEALDsと共通している点がもうひとつある。こういう英語のミスが外部からの指摘で発覚することだ。こういう告知やポスターなどを作成する際には公開までにそれなりの人数を経由するはずなのだが内部では誰も指摘していないという点がなんとも切ない。結構大きめに「HOLLWEEN」と表記されているのに誰も気がつかないというのは流石に情けないだろう。あんまり「学がない」という言葉は好きではないがSEALDsにしろ、このママの会にしろ、活動のそこかしこにこういう「学のなさ」が浮き出てくることは本当に恥ずかしいことだ。社会に何かしらの訴えをするにしても大前提としての必要最低限の信頼性は必要だ。その必要最低限を満たしていない内に何かを呼びかけることはむしろその活動の信頼性を著しく損なう愚行だ。要は「死ぬほど努力しろ!」とは言わないが「中学生でも怠らないくらいの努力(確認)くらいはしようよ」ということだ。なにしろ英語が「使える」と自他ともに認めている当ブログの管理人でさえ、「あれ?ハロウィーンのスペルなんだっけかな?」と十中八九当たっているであろうスペルを打った後で確認しているのだ。それも毎年のことだ(苦笑)勿論のこと、毎年書くスペルに間違いはないのだがそれでも確認はするものだ。長い綴りの場合はそのくらいはする。そういう簡単な作業は毎度毎度怠って「主張だけ聞いて!信じて!」が学生の時にちゃんと勉強して社会に出てからも日々苦闘している社会人たちで占めるこの日本の社会で通じるわけがないだろうに。こういうデモ参加者たちの甘ったれっぷりが毎度毎度の英語ミスに表れている。
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