はすみとしこ氏の一連の作品について諸手を上げて称賛したいという気分にはならない。例の難民についてのイラストとそれに添えられた文言について人生で数え切れないほど難民キャンプを見てきている当ブログの管理人ミジンコにとっては「現実の断片しか見ていないバカ女だな」というのが率直な印象だ。しかも既に話題となっており予約状況から見てもベストセラー確実であろうはすみ氏の書籍のタイトルは「そうだ難民しよう!」なんだそうな。彼女を称賛する声も多数見かけてはいるが物議を醸すことをやらかしてなんとか売名しようというその姿勢は人として軽蔑する。確かに数々の作品を見るに良いところはついているし、保守層の支持者が多いまとめブログの愛読者たちには相当に人気なのも解る。しかも例のSEALDsだとかしばき隊だとかいう連中たちの目の敵にされているのだから尚更のこと支持者が増えているのだろう。はすみ氏のやり方が下品であっても、彼女を叩く連中の方がもっと下品なので相対的にはすみ氏を応援したくなるという感情も十二分に理解できる。
そのはすみとしこ氏がご自身のあずかり知らぬところで巻き込まれた件、いわゆる「はすみリスト」というやつについては皆さんもご存知のことだろう。セキュリティー対策を担うF-Secure社の管理職であった人物がはすみ氏の作品に「いいね!」を押したネットユーザーたちをリスト化したという前代未聞の事件だ。しかもその人物と支持者たちがそのリストを活用してそのリストに載っているユーザーたちの家にまで行けるといった恐るべきことまでわざわざツイートしていたのだから常軌を逸している。セキュリティー・ソフトウェアを提供している企業の従業員がウィルスよりもタチが悪いことをやっていたのだ。しかもその会社には他にもそういう人物がいることを伺わせ、会社自体の対応も最悪の部類だった。
はすみ氏にしてみれば、自分の作品を「いいね!」と評価した人々が左翼活動家の脅迫対象となったのだから只事ではない。そしてはすみ氏が作成した作品が以下のとおり。
テキサス親父が拡散希望とのことなのでその一助になりたい。つくづく疑問なのはこのはすみリストの件、まったく報道されないのは何故なのか?
確かにはすみ氏はセンスがあるとは思う。人の痛いところをつくことにかけては図抜けている。好きにはなれない作家ではあるが作品の数々は確かに笑ってしまう。
で、嫌味ではなくて本当にずっと分かっていないままなのだが「ぱよぱよちーん!」ってどういう意味なのだろうか?もうすぐ還暦のおじさんが公(ネット)の場で常習的に発信する言葉としては余りにも異様で謎だ。本当に何なんだろうか?今年はラッスンゴレライといい、意味不明な供述、もといフレーズが多い年だ。
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