わらびの家の犬っころに帰国直後に会った。ついでにわらびにも会った。
1年間ずっと不愛想だったわらびのところの犬が・・・・・
ちょっと間があってから久し振りに会うと・・・・・
遠くからでもミジンコを確認してピョンピョン跳ねて喜びを表現していた。
正直、犬と子供を可愛がらないことで有名なミジンコ。でもなぜかその2種類の動物には妙に懐かれる。犬をカワイイカワイイと騒がず、子供にもイイコイイコしない。それがミジンコのデフォ。あくまでも対等に扱う。小さいからといって赤ちゃんみたいにヨチヨチとは扱わず、自分でできることは自分でやれ!と星一徹のリアル版、それが漢・ミジンコ。でも、大抵の犬とガキが寄って来る。
ところがわらびのところの犬は本当に1万頭に1頭いるかいないかくらいの不愛想。井の頭公園ではダントツ1番の可愛げのない犬だが毛並みがすこぶる良くて顔立ちも妙にシュッとしているので人々がカワイイと寄って来る。でもナデナデをさせてもまったく喜びもしなければ、そもそも人々をガン無視する。小さい子供たちなどもガン無視。吠えたり、ましてや噛んだりは絶対にしないがとにかく相手にしないのである。
そんな不愛想チャンピオンがミジンコのことを覚えたようで遊び相手として受け入れているようだ。要はミジンコがいると激しく棒の取り合いとか追っかけっこをする時だと認識しているようだ。そしてミジンコを見ると遊び相手というよりも遊び道具が来たと認識して喜ぶようになった。
ぐおおおおっ!なんて複雑な心境なんだ。あの不愛想さがギャグとして面白かったのに!本当に信じられないほどムカつく不愛想さが滅多にいない存在として良かったのに!正直、不愛想過ぎて面白いので将来はYouTubeに投稿したいくらいだった。通行人をことごとく「フン!」とケンモホロロにする姿の異様さを世間に訴えかけたかった。
そんな不愛想さがウリだったのにミジンコを見てシッポふりふりなんてイカン!
なんだか潜在的なスターを潰してしまったかのような残念さ。ちなみにミジンコはその犬も大して可愛がってはいないが追いかけっこだけはガチでやっていた。そしていつもミジンコの方が乗って来たところで犬が疲れて終了というパターン。しかも疲れたときはミジンコと目を合わせないという行動も定番化していた。
大体、ミジンコが望んでおらず可愛がってもいないのに寄って来るのが犬と子供と武装過激派。神様がいるのかどうか知らないがこの設定は酷い。神様はこの寄って来るカテゴリーにセクシー美女とか純金製のスポーツカーとかなんで入れてくれなかったのか?神様はきっとイヤなやつだな。
[17回]
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