記事タイトルのとおり、昨日、ちょうど仕事と仕事の合間にテレビを視聴する機会があり、またそのタイミングでドンピシャという感じでSEALDsの代表として奥田という学生がフジテレビの「みんなのニュース」に出演しているところが見られた。番組を見始めて数分でこれは悪い方で話題になるなと確信した。急ぎわらびに連絡を入れて同じ番組を見るように勧めた。わらびは先日わざわざ国会前デモを見に行っているのだ。実態を把握する為には現場に行かなければならないという殊勝な心がけではあるが問題は国会前デモになんの興味もない旦那に「麻布十番に散歩に行こう」と騙して永田町まで連れて行ったことだろう。国会前駅の大混雑に巻き込まれ、デモ参加者たちが行列しているので駅利用者なのにトイレも使えない悲劇に見舞われたわらびの旦那っちの悲劇再びである。
ちなみに当ブログの管理人ミジンコは国会前デモを見たくもないのに「その周辺で用事があるので」、何度もそのデモが視界に入る日々。もういい加減にウンザリはしている。なんでおまえら、俺の乗った「
エネルギー政策の提言」をしている民間人たちが乗っているクルマに「戦争反対!」のプラカードを猛烈にアピールしてくるんだよ!アホか!戦争なんかするか!おまえら、そんな暇と元気があるのならば自転車漕いで電気でも作れ!とかデモ隊に言いたいときもあるのだが、正直言ってデモ隊はどう見ても烏合の衆で自分ひとりで自転車漕いだ方が蓄電できる気がする。一応、周囲からそのラプトルみたいなふくらはぎで自転車に乗るのはヤメテ!と言われているので控えているが、NHK BSの「チャリダー!」という自転車専門番組をそろそろ3年も自転車に乗らないまま視聴しているエアー自転車乗りなのもどうかとは思っている。
さて本題。もう既に大きな話題になっている冒頭で述べたこちらの
ニュース番組の映像(FNN りょみpapaさん情報多謝!)でのSEALDsの代表・奥田愛基氏(23歳 明治学院大学4年生)の言動について。いやはや驚いたというべきか意外だったというべきか、SEALDsの活動を伝えたニュースなどで頻繁に見かける顔の学生ではあったのだが彼がリーダー格であることや氏名すらも存じ上げなかった。ニュース映像でなにやら彼が少しだけ高い台の上に乗って叫んでは周囲のデモ参加者が「そうだー!」といった掛け声をかけている映像は見たことがある。その映像を見たときから「なんだかなぁ」程度の失望感はあったが昨日のテレビ出演は更に悪い方で衝撃的だった。率直な印象でいえば「え?こんな人がリーダーなの?」ということ。
この奥田というSEALDs代表の学生、言葉使い、(いちいちこんな常識にかみついて来る馬鹿がいるんだろうが)身だしなみ、そしてなにより知識ならびに主張をアウトプットする能力、そのいずれもが23歳男性の及第点に到達していない感がある。ゆらゆらと揺れながら何かを言い張っているのだが、それは彼の思い込みが100%を占めており議論として成立しないほどだった。例えば、彼は自民党に投票した有権者たちが自衛隊の集団的自衛権などの安保法制について意識していないで投票しているといったことを述べていた。安倍政権は自民党(安倍政権)に投票した有権者たちの予期せぬ政策を行っているということらしい。自民党に投票した有権者たちが安保法制は寝耳に水などと怒っているだろうか?むしろそんな有権者がいても「つけるクスリ無し」という扱いになることだろう。SEALDsは存在しない愚かな有権者がいると決めつけて安倍政権が選挙で大勝したことは無効だと述べているようなのだ。どんなにSEALDsがそうだと思い込みたくとも自民党が安保法制に取り組むということは選挙前から周知されていた事実だ。今回取り上げたニュース番組でもSEALDs・奥田氏がマスコミが安保法制などについて取り上げていないということを述べた瞬間に解説員の田崎氏が否定し、司会者も同じく否定している。そりゃそうだ、集団的自衛権という言葉はこの前の選挙の後に出てきた言葉ではない。ここ数年、国民で聞いたことがない人がいないのではないかというほど頻出している言葉だ。
繰り返すが意外だった。SEALDsの活動を学生の中では一番上から取り仕切っているであろう人物がこんな稚拙な感じでしか対応できないとは。よくあんな人物をリーダーとして他の学生は従っているものだと驚いている。考えられることはあのリーダーにしてあのメンバーありということなのだろう。理論武装をしろとまでは言わないが数分話しただけで知識不足が露呈するような者がリーダーとはなんともSEALDsという組織の実態を表していて苦笑する。
ちなみにSEALDsという組織名も英語的にどうかしている。ここで指摘するとSEALDsを助けることになってしまうので避けたいが、真摯なリクエストがあればどこかで解説したい。一応、SEALDsの正式名称を記載しておこう。「Students Emergency Action for Liberal Democracy - s」だ。この組織名を決めるときに基礎的な英語力を誰も持っていなかったであろうことには失笑している。ヒントは「s」だ。ちなみにこのヒントもSEALDs程度の学力だと引っ掛かる可能性大だ。もしSEALDsが英語的な間違えにより組織名を改名しますと宣言し直したつもりが「そこじゃねーよ!」となる展開を期待せずにはいられない。コメント欄(管理者のみに表示)や拍手メッセージでの回答があった場合、ブログプラグイン右側にて正解者のHNのみはお伝えする所存。いやはや何から何まで稚拙でオール不足(学力、モラル、理解力)という学生運動だ。
さて、リーダーとやらが「あんなもの?」という点には触れた。そこで更に言及したい件がある。SEALDs参加の学生たちを救おうとまでは思わないが、かといってわざわざ人生を棒に振る学生を増やすことも避けたい。要は取り返しにつかない人生に陥ってから「あの時SEALDsなんかに参加しなければ・・・」となんでもかんでも学生運動のせいにする面倒臭い大人を増やしたくないのだ。なにしろそんな面倒臭い大人たちが数多くいるいわゆる団塊の世代がやっと健康と寿命の問題でフェードアウトしていく日本なのだ。やっとその学生運動についてしつこく語りなんでもかんでも学生運動でマークされたからどうのと自分の努力不足を全部学生運動のせいと転化する厚顔無茶な老人たちの「おかわり」はウンザリだ。今のSEALDsの学生たちが年老いた面倒臭い老人になっている頃、当ブログの管理人は生きてはいないだろからその時に面倒臭い老人たちの社会保障費で苦しめられる若者たち、つまり今、当ブログの管理人の世代が受けている苦しみを未来の働き盛りの世代には与えたくないということ。先日も年金受給額に不満で新幹線に放火してなんの罪もない女性を巻き込んだ老人テロリストがいたが、流しから始めて稼いでいる額も労働時間も短かったのだから当たり前だろうが!という理屈が通じない老人はいるのだ。今のSEALDsの参加者たちの多くも就職に苦労し定職すらも難しいやもしれない。彼らの生涯の所得も平均を大きく下回ることだろう。そんな悲惨な状況で老人になってから学生運動の愚痴を言われてもどうしようもない。
単刀直入に言おう。赤信号はみんなで渡ったら怖くはないのかもしれないがクルマには轢かれる。昨日、SEALDsのリーダーとやらを見て確信した。SEALDsの学生たちよ、就職できない理由、人生が上手くいかない理由の予防線を張っているだろう?学生運動に忙しくて勉強できなかった。就職活動よりも日本の未来の為に活動していた。今やらなきゃならない。といった自分と周囲への言い訳を沢山用意しているのだろう。それは情けない誤魔化しだ。元々、今の自分の成績や学生時代の過ごし方では就職活動が苦戦することは分かっていたはずだ。大学生活で遊び惚けていたことは自分たちが一番よく知っているはずだ。勉強できなかったのではなく勉強しなかったのだ。本当は日本のことだとか政治のことは大して考えてもいない。安保法制についても実は資料を読んだこともなくデモ参加中のシュプレヒコールくらいで分かった気になっている。本当はそうだろう。そんなダメ過ぎる自分たちを認めてしまっては生きているのが辛くなるのでSEALDsに逃げている。本来は目の前の就職活動や社会に出る準備に備えなければならないのに、取り合えずSEALDsに参加しておけばその時だけは現実逃避できるし、上っ面だけではあるが仲間もいるような気がする。ラクな方、ラクな方に逃げているだけだ。
ここまで誰かに辛辣なことを言われたこともないメンバーが多数だろう。社会の先輩たち、もっと具体的にいえば経営者など権力を有する人々が行う「辛辣なことを言うこと」より残酷なこととは、人生破綻するであろう学生たちのことを「知ったことじゃない」と静観することだ。そうすれば低所得を受け入れざる負えない労働者たちを大量に生み出せる。使いやすい馬鹿が増えるということだよ!おい!SEALDsの学生たちよ、おまえらブラック企業を良くは思っていないんだろう?それなのに自分たちでブラック企業にしか入れないような社会体制を助長しているぞ!口惜しかったら常識を身につけて学生の内に勉強を必死でやって自分がリーダーになれるような研鑽に励むべきだ。それはSEALDsの活動では断じてない。
リーダーが23歳、明治学院大学4年生であの風貌か。ここまで言えば通じる人は通じるだろう。リーダー格の学生たち、
先日取り上げた副司令官たちなどは逃げ切れるかもしれない。ここで言う逃げ切りとは就職先が見つかったり、少なくとも食いっぱぐれはない政治団体への所属などの道もあるかもしれない。つまり、ただの学生生活ではもはや相当に困難な状況、具体的にいえば望んでもいないフリーター生活や大卒後にいきなり期間契約従業員といった道を選ばざる負えない学生たちがSEALDs活動で主導的な立場にいたおかげでその学歴や学力では通常では得られなかったポジションでの社会人デビューを果たすやもしれない。そもそも就職できることが快挙といった立場の学生がいるかもしれない。しかしながら、それは学生運動組織のピラミッドでも上部の僅かにしか得られない恩恵だ。多くのただの参加者たちはしばらくは組織を恨まないように洗脳を受けて就職活動もあろうことか学生の本分である学業すらも怠って「使い物にならない」が年齢だけ重ねた大人として放り出される。安保闘争時代にいかに多くの捨て駒と狡猾な学生リーダーたちがいたのか調べもしないで今この時もSEALDsに参加している学生たちの愚かさといったら救いようがないがそれでも今ならばまだ救いたいという気持ちがある。馬鹿であることは学生の内だけの特権なのだ。社会人になってから学生運動のせいで勉強していなかったなんて言い訳が通じるはずもない。単に解雇されるだけだ。社会が悪いわけではない、会社が悪いわけでもない、勉強できるときにしなかった自分たちが悪いのだ。
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