前から出したかったソースがある。
死刑制度で殺人を防ぐ?! (らばQ)
どういう内容かというと・・・
「実際に殺人者を死刑にすることは、殺人を減らす働きがあるのかどうかという研究」がいくつもの機関で研究されてきて、どの研究結果も「YES」だという結果だったそうな。
各機関の研究結果は以下の通り。
- 一つに死刑に対し、平均18の殺人を妨げる効果があがる(全国を対象にしたエモリー大学の教授による2003年の研究)
- イリノイ州での2000年の死刑一時廃止により、4年で150の殺人を誘発したとヒューストン大学の教授が2006年発表
- 死刑を早期に執行することは、殺人を減少させる効果を強固なものにする。2.75年早めることによって、殺人を一つ防ぐことができる。(2004年のエモリー大学の教授の研究による)
ソース元にも記述があるが印象的なのは、この研究を行った死刑反対派の大学教授の言葉。
「死刑にはそりゃ反対さ。だが結果は、死刑が殺人を予防すると出ている。これをどうしたらいいのかね?隠すのかね?」
さすが研究者といった姿勢。
研究結果によると、人命を尊重するのならば、死刑囚の人命を奪えば、未来の犠牲者たちの何倍、何十倍もの人命を救えるということになる。
これは感情論ではなく研究結果だ。
しかしながら、国内の死刑反対論者たちは無茶苦茶な主張を相変わらず展開している。
国際的すう勢に逆行~死刑廃止フォーラムが抗議声明 (死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90)
本日(1月29日)、牧野正さん(58歳:福岡拘置所)、佐藤(旧姓野村)哲也さん(39歳:名古屋拘置所)、川村幸也さん(44歳:名古屋拘置所)、西本正二郎さん(32歳:東京拘置所)に死刑が執行されたことに対し、強く抗議する。
(中略)
昨年10月ジュネーブで開かれた国際人権(自由権)規約委員会において、日本の死刑制度について10年ぶりに審査が行われ、委員から死刑廃止を求める厳しい批判がなされた。日本政府は、この批判に謙虚に耳を傾け、死刑の廃止に向けてスタートを切るべきであったにもかかわらず、これにあえて逆らい、死刑の執行を強行したことは、国際的にも強く非難されてしかるべきである。
日本では、凶悪犯罪は減少の一途をたどっている。死刑判決と死刑の執行の激増を正当化する理由はどこにも存在しない。
(以下略)
日本では凶悪犯罪が増加しているだろうに。凶悪犯罪が減少しているというソースは何処に?そもそも死刑判決が出る可能性がある凶悪犯罪が本当に減っているというデータがあるんだろうか?単純に凶悪犯罪者が精神鑑定を受けて無罪になったから犯罪自体もカウントしていないとかだったら怒るぞ。
それにしても気になるのは、なぜ死刑囚たちを「さん付け」しているのだろう?まるで仲間を呼んでいるかのようだ・・・。
犠牲者の方々、遺族の方々、そして治安情勢の悪化に不安を募らせている日本人たちの神経を逆なですることが、こういった死刑反対派のお得意芸なんだろうか?
殺人をして無期懲役の刑から仮釈放後にまたしても殺人を犯した男を「牧野さん」と呼ぶわけか・・・・・
ドラム缶で2名の方を焼き殺した男たちを「佐藤さん」「川村さん」か・・・・・
金を奪うためだけにタクシー運転手の方やご老人の方々4名の命を奪った男を「西本さん」か・・・・・
国際
人権規約委員会が死刑に反対するのも抗議するのも自らの組織の存在意義を示すための本能のようなものだ。
「国際的にも強く非難されてしかるべきである」とあるが、そのあたかも国際世論に日本が叩かれているかのような紛らわしい表現は卑怯だ。
「非難されてしかるべき」と、この死刑廃止国際条約の批准を求めるフォーラム90なる組織が主張しているだけのことであって、実際には国際的に強く非難されているわけではない。本当に紛らわしい。
そして、相変わらず社民党が自党の反社会っぷりを棚に上げて死刑反対。
死刑執行に強く抗議する (社民党Official Web)
社会民主・福島みずほ(←ひらがなに改名?)党首がなにを主張しようが、常識ある日本人たちは呆れるばかりだ。
「社民党は死刑制度が人道と社会正義に反するものとして、その存置に強い疑問を呈してきた立場」とあるが、拉致被害者と家族たちの心を踏みにじり続けている政党がどの口で「社会正義」を語るのか?ふざけるのもいい加減にして欲しい。
なぜ社民党は死刑囚や拉致国家を支援するのか?本当に理解に苦しむ。日本を悪い方、悪い方に導きたいという計画ならば納得がいく。本当に社民党はなにをこの日本で行いたいのか?
最後に昨日死刑が執行された4名が犯した罪は以下の通り。
牧野正 ◆北九州母娘殺人事件
1990年3月12日、北九州の女性会社員宅のAさん(当時53歳)方に侵入し、家内を物色中、
家人に見つかったため、1人を殺害、1人に重傷を負わせ、現金などを奪って逃走。
逃走途中で近くを通りかかった女性の頭部を殴打し、バッグを奪った連続強盗、殺人事件。
牧野は、以前にも北九州市門司区のホテルで宿泊者を刺殺した事件を起こし、その無期懲役の仮釈放中の事件。
野村哲也、川村幸也 ◆愛知・ドラム缶焼殺事件
2000年4月4日、手形の回収ができないことに腹を立て、仕事仲間ら4人と共謀して、喫茶店経営・深谷茂樹さん(当時56歳)を自宅前で待ち伏せ、妻の洋子さん(当時64歳)と洋子さんの妹で勝子さん(当時59歳)を拉致した後、深夜の山中において2人をドラム缶で焼き殺した事件。
他の2人の共犯は無期懲役。
西本正二郎 ◆長野愛知連続殺人事件
2004年1月、タクシー強盗で運転手を殺害。
さらに同年、4月から9月にかけて、長野県などで独居老人ばかり3人を殺害。
金銭目的で計4人が殺害された事件。
繰り返す。俺は死刑制度に賛成。
ありもしない国際世論だの、北朝鮮支援の政党だのがいくら反対しようとも俺は死刑制度があって欲しい。
これは自分が罪を犯したときには死刑を受け入れるという覚悟も備えた上で言っている。因果応報の世の中でなくてはならない。殺人者が犠牲者よりも生きる権利を得られる社会なんて受け入れ難い。
[9回]
PR