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祖母が入所している老人ホームの院長(医師)と先々月に面談をした。その際にじっくりをお時間をいただいて話し合ったのは、もう100歳になろうという祖母がそろそろその時が来るということだった。
祖母は延命措置を望んでおらず、ミジンコもそのことに関しての同意書に2年前にサインしている。
自分としてはこの十数年、まるでライフワークのように祖母との時間を大事にしてきたので、これは本心から、いつでも準備はできていると言える。
ただ祖母の口癖の「早くお迎えが来て欲しい」の真意はミジンコだけではなくミジンコの兄、他の家族などへの負担が少なからずあることを知った上での言葉なのだと思い、兄やミジンコは絶対に社会的地位は確保しような!って誓ったことがあり、本当に二人とも複数の企業の取締役に就いている。これ、本当に祖母がいなかったらここまでやったかどうかって話はたまに兄とする。

そういう事情でミジンコはあまりに多くの時間を小金井で過ごしているので、それがポッカリ無くなった後にさすがに来るものがあるとは思う。
今はどうなるか具体的なイメージが湧かないが、例えば20年欠かさず続けていたことを自分の意思とは関係なく止めることになるときってどんな心境なんだろうか、イマイチ想像できない。

院長直々にそろそろそういうときが来ますというお話を頂戴したので、遠方の親族たちにも連絡をして「8月は待機」といった状況だった。
だからこそ、ミジンコも7月8月と信じられないほど頻繁に日本と米国などを往復した。なるべく日本にいておかないとという気持ちがあったので3日間のために帰国したこともある。特に同じ時期にクルクルの件がかぶってしまい、本当に「あのガキャ~~~!」という思いが・・・・・。こ、この怒り、ミジンコ、将来的に証言のために出廷するようなことがあった際には自分で自分に拘束着でも着せないといけない気がしてきた。

とにかく完璧な心の準備なんて不可能なものの、それでも、なんというか上手く表現できないが構えてはいた。
そして今9/15に・・・・って、もうとっくに8月が過ぎたんですけど・・・。

えっと、お祖母ちゃん、全然元気w
客観的に見ても今年は大丈夫だと思う。勿論、年齢が年齢なんで、その時は不意にくるかもしれないという話は医師たちからはされているのだけれど。

先日、医師の友人の愚痴を聞いた。自分の祖母と久しぶりに会ったら、普段、数多くの高齢者を診ているのに、自分を育ててくれた祖母のそばにはいてやれず辛いと。
医師である以上、この状況は変わらないまま祖母を看取れない可能性もあると。
その友人に比べればフレキシブルに動ける自分は恵まれていると思った。

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無題
私、小学生の時に、毎日一緒にいた祖母が亡くなりましたよ。
小学生だった故、祖母が倒れた時は何が何だか理解できなかったけど、葬儀場へ向かう時に初めて亡くなったという現実が襲ってきました。
日常に戻った後は、心に穴が空いたという気持ちを経験しました。
御祖母様の面倒を見ているミジンコさんが若干うらやましいかもしれない。

自分が社会人になるまで生きててくれてたらよかったなー。
yuki| | 2009/09/15(Tue)08:51:29| 編集
準備はしといた方がいいと思う。
準備万端に整えていると空振りに終わるというマーフィーの法則。


物心付いたときには母方の祖母しかおらず、その祖母も年何日も会わなかったし小学4年の時に亡くなったので、ばあちゃん孝行してあげられなかったなぁ。。。
りょみpapa| URL| 2009/09/15(Tue)12:29:04| 編集
日米間の往復が頻繁過ぎて
温室効果ガスを大量に出している俺って・・・と思ったけれど、そもそも温室“効果”ガスというまだ「効果が本当にあるのかどうか判明していないこと」に効果と言ってしまうことが大問題だと最近になって気がついた次第です、ええ。

コメントでいただいているとおり、祖母へ孝行できるのは幸せなことだとは思うわけですが、先日、東京都から100歳の記念品と祝い状をいただいたときに「アシスト王」は無いのか?と思ったわけで・・・。
サッカーでもバスケでもアシスト王あるやん!
長寿のアシスト王があるなら俺絶対に受賞しているはず!と小さい器を披露してみる今日この頃。
ミジンコ| URL| 2009/09/15(Tue)13:06:14| 編集
↑あ~
そうですね。祖母が寝たきりの時、介護している父が一番大変でした。寝てる人より介護してる人の方が犠牲にしているものは多いと思います。
見ていただけの分際ですが、私はそう思っています。

というわけで、かつて介護する父を見ていた娘より、ミジンコさんへ「偉い像」を進呈します。
像そのものは頭の中で適当にイメージしてください。

わ~、パチパチパチ、偉い像~☆
゚.+:。(≧∇≦)ノ゚.+:。

このアシスト大王~☆`ィ(´∀`∩
もぐら| | 2009/09/15(Tue)13:56:36| 編集
ウチも
今年の5月頃、”そろそろ祖母を家に連れて帰りたい”と入院先の病院の主治医に申したところ、「徳俵に足が掛かってて、それを後ろから支えてるカンジ」とバッサリ切られちゃったんですが、そこから盛り返し、骨折に注意を払わなきゃいけない程、回復しました。
退院の話も出始めてます。

あの時は(”認めたくない”って心で泣きながら)覚悟を決めたんですが、来年の誕生日(8月)もモリモリ祝えそうデス。


多分、先生は「数字で判断」してて、気力が体をひっぱりあげる部分を加味してないんだろうなって思います。
気力は不確定要素で、西洋医学では持ち出しちゃいけないっぽいし。
家族には「悪いことが重なった時」のことを伝えておかないといけないんだろうな、って。


ただ、5月に一度覚悟を決めたコトは(今考えると)大事だったと思います。
盛り返したからこそ、一日一日を大切にしていかなきゃって思うようになりました。
love-flower| URL| 2009/09/15(Tue)19:27:39| 編集
心の準備ができる時間は貴重です
私の場合は父ですが、入院したことで死が近いことがわかり、時間は短かったけど兄弟共々貴重な時間を過ごすことができました。

おばあさまがお元気で何よりです。
メー| | 2009/09/15(Tue)20:19:17| 編集
無題
いつも楽しくBlogを拝見しております。Romばかりですが、昨今のミジンコさんの自虐的なお言葉に密かに母性本能をくすぐられております。

私の父は眠りながら他界し、親友は末期ガンだと知らされた3日後に逝ってしまったので、まったく覚悟なしに、死と対面してしまいました。2人とも看取ることもできず、伝えたいことを伝えられず悔やまれることだらけで、2年、3年経った今でもまだ、ふと逢える様な気がしてしまいます。
心構えがあると、一日一日大切に丁寧に過ごせますよね。これは自分自身に対しても、なのですが。

100歳のおばあさまが益々お元気で居られます様、お祈り申し上げます。
micchi| | 2009/09/16(Wed)01:15:35| 編集
どうも皆さん、温かいお言葉を有難うございます
一番最初に医師に心の準備をという説明を受けたのが祖母が入院していた14年くらい前で今に至ります。高齢故に入退院を繰り返し、家にヘルパーさんに来てもらっての介護すらも、あまりに高齢なのでヘルパーさんへのリスクが高くなり過ぎたと家族で判断して選びに選んで入所させていただいた老人ホームは大きな病院が併設されている施設です。日本有数のホスピスも同じ敷地内にあり、最期のときに対しての取り組みは日本有数の施設です。

祖母が入所する時点で家族全員が介護で腰を痛めてしまい、それも祖母の心労になったと思いますので今となっては限界ギリギリまで家で頑張ってしまったことは良かったのか否かと判断しかねるところです。

ミジンコが自宅は別の場所なのに、しょっちゅう小金井にいたのはそういう理由です。そして今の老人ホームも小金井にあるのです。小金井に日本でも有数の老人介護施設があったことは幸運でした。実家から歩きや自転車で行ける場所だからこそ、今のように見舞いに頻繁に行けます。そういう意味では祖母が介護を受ける身になって長いことの心の面での負担は祖母も家族も大変なものですが、小金井にまだいられるという状況は幸せなことです。

介護をしたことがある方とそうでない方とでは、老人と関わるというイメージが大きく異なると思います。
今後の日本は更なる高齢化社会なのであって、もっと老人介護の現実が世の中に伝わることを願っています。
介護のドキュメンタリー番組などを観てもミジンコには「きれいなところしか写っていない」とさえ思えるほどリアリティーが無い番組が多いのです。

どうも皆さん、重ねて温かいお言葉に感謝しております。
ミジンコ| URL| 2009/09/16(Wed)09:22:59| 編集
少子化対策もいいけど高齢化対策も!
100歳でお元気なんてすごいですね!
是非長者番付目指してください!

さて、ウチの場合は実母の介護が限界に達し、実父がいよいよ施設に入ることになりましたが、全く空きがありません。(どこの施設も200人待ちですって)
結局、当面は短期入所と自宅介護を繰り返す予定でしたが、一発目に入所した直後に肺炎を併発し、結局病院に入院しました。

介護自体は親任せでしたが、今回の騒動で知ったのは、ヘルパーさんなどの献身的介護がどれだけありがたいか(私は身内だろうと糞尿の始末なんて出来ない・・・)、と急速な高齢化にハードもソフトも全く対応できていない(地域差があるともいますが)事でした。

もちろん少子化対策は高齢化対策であることもわかっていますが、あまりにも早い高齢化にもう少しスピードを上げた現実的な対応をしないと拙いのではないかと。。。

身内なんだからお前がやれ!と言われそうですが、私には物理的にも精神的にも出来ないです。
実父は男だから、生殖器丸出しでもまあいいかもしれないけれど、女性だったら絶対そんなこと出来ないし。。。

こういう事、考えるだけで気力が吸い取られていきそうで正直嫌になります。
早く慣れるしかいないんでしょうね、「介護」とか「老い」という現実に。。。
イラシ| URL| 2009/09/16(Wed)21:39:32| 編集
先を見据えて
一日一日を一生懸命に生きているから逆に
充実して生き生きとしているんじゃないですかねwオイラもミジンコさんのおばあさまのような
年の取り方をして、孫に大事に思われるような
生き方をしていきたいです。これからもおばあさまとの時間を少しでも多く持てるように祈っております。
まんじゅ| URL| 2009/09/17(Thu)18:07:03| 編集
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 プロフィール
HN:
ミジンコ
性別:
男性
職業:
戦闘訓練を受けた経営者
趣味:
余裕をかましている悪党をギャフンと言わせること。
自己紹介:
詳しくはプロフィールをご覧くだされ。
 わらび☆かんがるー子


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