昨年末、ミジ妻と久しぶりに祖母の見舞いに“今は隠したい過去”である育った村、もとい、小さな町・東小金井に行ったときに、ミジンコが20年来通い続けている定食屋で食事。
10年くらい前に、その店のホニャララ定食(そのメニューが人気で混んでいる店なので内緒!)を食べに一緒に行こうと言ったら「行かん!」と断られて以来、ミジ妻を誘わなかったのだが、今回は「行く?」って訊いたら「煙草が吸えるなら行く」と言うのでアッサリ行くことに。
そんでもって今月の中頃に同じ定食屋に行ったら、20年通っててはじめて調理中のオーナーの奥さんが話しかけてきた。
凄く驚いた。20年間、挨拶とオーダーとあとは新年とか年末の挨拶くらいしか会話が無かったのに、奥さんが「キレイな奥さんと一緒でしたね。」と。
断っておくと、その店は別に頑固親父の店って感じで客との重い空気の中で会話がナシというわけではなく、単純に常に慌ただしく客の出入りがあり、調理待ちのオーダーが渋滞をなしているのでオーナー夫妻と客が暗黙の了解というか、とにかく料理の邪魔はしないという雰囲気になっている。
常連たちもほとんど調理中のオーナー夫妻とはアイコンタクトと会釈のみで何年でも何十年でも・・・って、よく考えたら凄い店だな、おい!w
ともかく話しかけられた。
要約すると、ミジンコって指輪も普段していないものだから、ずっと独身だと思っていたのだとさ。
なにしろ独身時代からずっと通っているペースが同じなものだから、そう思ったのも無理は無い。
確かに夜の22:00頃に毎度現れては同じ定食のご飯少なめ&サラダを追加を20年。そりゃ不審に・・・もとい、一人身に見えたのだろう。
それ以来、そのお店の奥さんがやけにミジンコに優しくなった気がする。
どうも「あんたも苦労してんのねぇ」いった対応にシフトした感じがする・・・。
つまり・・・
「あんた家でゴハン作ってもらってないでしょ?ちゃんと肉と野菜とバランス良く食べないとダメよ。」ってことらしい。
や、やべぇ。カワイソウな人だと思われている・・・。
(その時間を別のことに使って欲しいので)むしろ妻に家事をして欲しくないんだけど、この主張を(特に日本人に)しても話が延々と平行線を辿ることが多くて、いつも避けているミジンコ。
カワイソウじゃないんだヌン。
[2回]
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