事故が起きたときに「人災」ということがよく叫ばれるけれど、今回の韓国の射撃場での痛ましい事故。これは人災としか思えない。
なにしろ射撃場なのにスプリンクラーが設置されていなかったとのこと。設置義務すらないとか。韓国の法律に絶句。
銃は火薬を爆発させて弾を発射する武器。射撃場と言えば聞こえはいいかもしれないが、火薬をバンバンと連続で爆発させている場所なのだ。
銃の火薬とはいえ火薬は火薬。射撃場内で火災が起きたとき、当然、弾薬に引火しただろうに、その爆発の威力は爆弾が爆発したそれと同じ。それを考えると、そもそも火災という表現もおかしいのかもしれない。火災ではなく爆発なのだから。
火薬の管理は石橋を叩いて叩いて叩いて渡らないくらいの慎重さが必要。ミジンコ、銃火器を携帯するときに怖いので何度も何度も安全装置などを確認してしまう。暴発が怖いから。静電気などにも相当に気を使う。勿論、最新の装備でそんな事故の事例はほとんど無いわけなのだが、それでも自分が最初の犠牲者という可能性を完全には払拭しないで行動する。
韓国の射撃場でレジャーとして使われていた銃火器ってどの程度の手入れ状態だったのかも気になる。ミジンコならばウサン臭い射撃場の銃なんぞ手にも取らない。暴発されては手が吹っ飛ぶので。
よくもまぁ、あんなズサンな射撃場を経営できたものだと心底呆れる。
これは絶対に人災。
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