平野博文官房長官は16日、7~9月期の国内総生産(GDP)速報値を正式発表までに漏らした直嶋正行経済産業相に電話で「以後、慎んでもらいたい」と厳重注意した。経産相は「まことに申し訳ない」と陳謝した。経産相は午前8時に始まった石油連盟幹部との懇談会の冒頭で「実質で前期比プラス1.2%、年率換算ではプラス4.8%」とGDP成長率を明かした。
鳩山由紀夫首相も記者団に「経産相は多少うかつだった。国民にいち早く伝えたいという気持ちも分からないではないが、ルールは守らなければならない」と語った。
平野長官は「8時50分の(数値)公表までに席から出た方はいなかったので、それ以上の情報かく乱はないと思っているが、極めて遺憾だ」と指摘した。
ソース元:
NIKKEI NET
経産相が「知らなかった」では済まされない。直嶋正行経済産業相は、ウッカリと口が滑ったわけではなくて、8:50発表の決まりを知らなかったというのは余りにも知識不足。経産相はすぐにでも辞任するべきだ。日本経済にとって巨大なリスクファクターが大臣そのものってのは笑えない。
大体こんなことを話すのも余りにもレベルの低い話だが日本のマーケットがクローズしているときでも時差の関係で海外のマーケットは動いている。だからこそ、こういう重要な発表には発表時刻の決まりがある。
このことはは余りにも基礎的過ぎて官僚たちも直嶋経産相にレクチャーをしていなかったのだろう。
平野長官は「8時50分の(数値)公表までに席から出た方はいなかったので、それ以上の情報かく乱はないと思っているが、極めて遺憾だ」
↑これは甘い。石油連盟幹部との懇談会だ。そりゃもう為替のエキスパートがワンサカいたことだろうに。携帯からメールすることだって可能な時代に「席から出た方はいなかったので」ではなんら安全性が担保された根拠にならない。
この政府はどこかトボケている。
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