農林水産省は18日、通販業者アスカコーポレーション(福岡市)と製造委託先1社に対し、消費者の誤解を招く健康食品を販売したとして、日本農林規格(JAS)法に基づき是正を命じた。25商品について、農薬や化学肥料を使わずに育てた有機農産物が原材料の大半を占めると誤認しかねない表示を行ったことが理由。昨年11月~今年8月に約17億円を売り上げ、8月に改善指導を受けた後も販売を続けていた。
対象商品を購入した消費者は延べ26万人。農水省が健康食品の不適正表示として扱った案件としては売り上げ、購入者数とも過去最高という。
同省によると、
アスカ社は健康食品「オーガニックヘルスミッション」シリーズなどのうち、5商品は全く有機農産物を原料に使っていないにもかかわらず、有機栽培を想起させる「オーガニック」などと表示。残り20商品も、使用比率が基準を満たしていなかった。また3商品では、中国産ショウガなのに奈良県産と称するなど、原産地を偽っていた。
ソース元:
時事ドットコム
オーガニックヘルスミッションシリーズ(笑)
健康食品だと思い込んで中国産ショウガをガンガン食べていた被害者の皆さん、ご愁傷様。
今後は「宣伝費を莫大にかけている会社の商品は疑ってかかる」をモットーに健康的な人生を健やかにお過ごしくだされ。
ここの社長はテレビCMで「自信があるから電話しません!」と言ってた。
いったいなんの自信なんだか。
電話(迷惑行為)をしないことを誇らしげに語られてもな。そんなことは当たり前の企業が取るべき顧客への配慮。
オーガニックって直訳すると有機物ってことだけれど、この世に有機物ではない野菜があるとは思えないんだが・・・。
健康食品と称している食品は先ずは疑ってかかったほうがいい。ほんとだってば。不味くて品質も悪い、更には原産地も怪しくて(例:中国産)、さてこんな原価は激安だけれど加工した後に売るには困る商品をどうしよう?と考えたときに思いつくのが「健康食品化」なのだろう。安い原価の食品を信じられないほどの高値で売るときの免罪符が健康食品化となっている感がある。
無理に健康食品なんぞは食べない方が健康を維持できる。3度の食事をちゃんと摂っている状態で健康食品なんぞを介入させたらそれこそ不健康になる。なにしろカロリーオーバーすることイコール内臓脂肪を貯めることが成人病につながるわけなのだから。あとは散歩でも日課にすればベター。
食べて健康は一見当たっているようでおかしな理論だ。なにしろどんな食品にもガン抑制など様々な効果が期待されており、まだ発見されていない効能が膨大にあるらしい。だから食べれば人体は常になにかしらの効果を得ていることにはなる。だからといって健康が改善されて元気になるって話とは違う。人の当たり前の営みである「食べる」ということはそりゃ健康を維持するってことなんだろうが、その当然の行為に健康食品なんて陳腐なフレーズを付け足すことに大いに違和感を感じる。大体、食べ物だけで病気を治すわけじゃない。
反して「健康食品を食べ過ぎたら不健康になる」は理屈に合っている。太るんだから当たり前。
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