別に自民党がなんでもかんでも正しいとは思わない。
選挙後の自民党の体たらくを見るに「なんだ与党しかできない政党だったのか」と呆れている。
そうは言っても、自民党が選挙前に流していた民主党を皮肉ったアニメもそうなのだが、民主党がやろうとしている暴挙への指摘は的を射ていた。
総選挙前の自民党の下記ポスターの指摘。現実のものとなっている。しかし自民党の追及のショボいのなんのって・・・。自民党には期待できそうもない。あそこが老害を排除できないことはもはや証明済みであり、自浄作用の無い組織は滅びゆくのみだ。
改めて次の与党となるべき“日本人のための新政党”の必要性を感じる。この国は日本人以外の利益を追求する政治家、政党が多過ぎる。ここは日本だってんだ、コノヤロウ。
特にポスター掲示の3番目にミジンコは注目している。
日本は8月に景気が上向いたはずだ。ところがその8月末に今の政権となることが確定し、TOPIXが急落、そして皆さんご存知のように、日本人は国民を守るべき閣僚の不適切発言の連続で日本経済史上最低最悪な100日間(そして今も継続中)を過ごすこととなった。
まさにポスターに書いてあるように大混乱中だ。しかしながら敢えて言いたい。来年はこんなものでは済まない。日本の政治に失望した日本企業の海外移転が急増し、雇用が激減するのはもう確定的。「子ども手当て」や「高速道路無料化」を目当てで民主党に投票した製造業に従事する人々とその家族の悲鳴が上がることだろう。いわゆるワーキングプアと言われる低所得者層にとっては過酷な2010年になる。なんとも皮肉なことなのは、民主党を特に支持もしていなかった富裕層は確実に存在して、そんな彼等の保有する株価の低迷などで資産は含み損として発生するかもしれないが、実際の生活レベルが下がるわけでもなく、むしろ安くなった株や土地を更に買い増し、将来の資産を大幅に増加させていること。ワーキングプアは株や土地を買うどころではない、日々の生活に必死なのだから。
つまり、金持ちは更に金持ちになり、貧乏人は死ねってな状況が加速している。正直言ってミジンコも今の与党がこの「貧乏人は死ね政策」のアクセルをベタ踏みするとは思っていなかった。もっとコソコソ、ジワジワと日本経済を破綻させていくのかと思っていたのだが考えが甘かった。今の政権発足最初の1ヶ月だけでも絶望的な状況が作り上げられた。「命を守る予算」などと巨額脱税総理が言っていたが、何度でも言おう、今の政策は「貧乏人を殺す政策」である。
他者がせっせと働いて納税したお金が原資となっている補助金が欲しくて民主党に投票したワーキングプアたちは、自分たちの悲鳴を聞いた小沢・鳩山コンビがなにかしてくれると思っているんだろうか?
さすがにその程度のことはもう彼等も理解できてきたと思いたい。
[9回]
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