年が明ける前に2件、日本のテクノロジーを推進したい者として不安になる政治家並びに政府のダメダメな件に触れたい。
仕分人・蓮舫が息子のマジコン使用を『Twitter』で暴露! 息子に説教なう(ガジェット通信)
要は違法ダウンロード、もっと具体的に言えば「マジコン」というゲームソフトウェアを盗むこともできる端末(勿論、盗まないこともできる。そんなヤツがこの端末を買うわきゃないが・・・。)を蓮舫議員の息子が所有しており、それだけでもかなり問題があるのだが、あろうことか蓮舫議員、Twitterで「DS『イナズマイレブン2』の改造コードの入れ方をどなたかご存知ですか? 私にはさっぱり…」と質問してしまった。
日本の技術者たちを脱力させた蓮舫議員、Twitterで堂々と違法にゲームソフトで遊ぶ方法を訊いてしまったのだ。
う~ん、元々、こういうことに疎い議員だとは解ってはいたがアフォ過ぎて泣けてくる。
それでもこの人、仕分け人だったんだよね。ハァ・・・・。
ちなみにこのマジコンなるものを輸入・販売している会社は軒並み任天堂と国内ソフトウェアメーカー54社によって共同提訴されている。
ニンテンドーDS用機器に対する法的措置について(任天堂株式会社)
提訴された会社は以下のとおり:
社名 所在地 代表取締役
嘉年華株式会社 東京都文京区 鄭 蓬 莱
夏黎株式会社 東京都板橋区 曹 悦
株式会社カミヨコ 横浜市中区 王 越 鳴
株式会社DIGITALNAVIGATOR 東京都千代田区 巽 康一郎
株式会社クリエイティメイト 東京都千代田区 陳 嘉 雄
なんだかこのマジコン輸入販売会社の経営者たちって蓮舫議員と共通点があるような気がするのはミジンコだけだろうか?
日本を中国みたいなソフトも著作権も盗んだ者勝ちな社会にはしないでもらいたいものだ。
次もかなり脱力な件。
「ハトミミ.com」すでにドメイン取られた…皮肉るメッセージも(Yahoo!ニュース 産経新聞)
一部抜粋:
政府の行政刷新会議が行政の無駄や不正情報を集める窓口として、12月上旬に発表された「ハトミミ.com」。来年1月には一般国民から意見を募るためのホームページが開設される予定だが、同名のドメイン名がすでに第三者によってすでに取得されており、ネット上ではお粗末ぶりを指摘する声が挙がっている。
実際に
ハトミミ.comにアクセスしてみた。
「政府のみなさん。インターネットに関する知識は十分に理解してお仕事されていますか?」
との一文が確かにある。そりゃ、こうも言いたくなるだろう。プロジェクトをドメイン取得前に発表するなんてアフォもいいところだ。
ミジンコの会社もいくつか進行予定のプロジェクトに関連するドメイン名を既に取得して維持費を払っている。こんなことは基本中の基本。何度か交渉してドメインを譲渡してもらったことがあるが交渉相手によってはやたらとふっかけてくることもあるので、今や先にドメインが確保できるのかどうかを確認してから製品名や会社名などを決定することがあるほど。
そもそも鳩山総理が辞任したあともハトミミ.comって継続するんだろうか?
このハトミミ.comってネーミング自体に疑問。大体、このハトミミ.comに向かって、告発者本人も気がつかないまま実は政府にとって都合の悪いことを暴露した場合はどうなるのだろう?例えば「岩手には企業と癒着している政治家がいます!」とかさ。まさか友愛されちゃうんじゃ・・・。
ドメイン取得すらもおぼつかない政府よ、どこへゆく・・・。
皆さん、良いお年を。
[9回]
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