民主党党大会で余りにも酷い声が上がった。
鈴木宗男氏「検察正義は間違い」 批判に沸く民主党大会(共同通信)
一部抜粋:
鈴木氏は東京地検特捜部に受託収賄容疑などで逮捕された自らの経験を紹介。「(特捜部は)終戦直後に闇物資摘発のためにスタートした組織で、今の時代に合っていない」と指摘すると、会場からは「事業仕分けしろ」と賛同の声も出た。
民主党は東京地検特捜部を事業仕分けしたいらしい。
こんな常軌を逸した発言をするヤツが党大会に参加できるのが民主党クオリティーとも言えるのだが、それにしてもこれは酷い。
百歩譲っても、こんな発言をした人間はさっさと会場から放り出して除名処分が当然だ。
この自分たちに不都合な検察を「事業仕分けしろ」との声援、民主党の「事業仕分け」に対する思想を垣間見た気がする。
「事業仕分け」とは即ち民主党の利に反すること、民主党を支持していない組織の強化につながることは排除していき、民主党にとって都合の良いことは仕分け対象にすら上げられなかった民主党基盤強化の一環に過ぎなかったのではないか?
「仕分け作業」についても徹底追及をするべきだと感じる一件だ。
言うまでもないが東京地検特捜部は仕分けされるような無駄ではない。
よくもまぁ、「事業仕分けしろ」などと言えるヤツがいたものだ。呆れ果てる。
[39回]
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