遂に被告発人となった小沢一郎の記者会見にて、日本テレビのヒロセ記者が見事に「今まで小沢一郎が主張していたことの矛盾点」をついた。
このヒロセ記者の質問が出てからのしどろもどろになった小沢一郎の姿が全てを表している。
ヒロセ記者:
「失礼いたしました。日本テレビのヒロセと申します。政治資金規正法に基づく、あの、収支報告書の虚偽記載の件で、一点だけご確認をさせて頂きたいのですけれども、これまで、あの、幹事長は、これは単純な記載ミスであるというふうにご説明されてきました。で、今日の、あの、会見をうかがっておりますと、えー、一切関わっていないと、というふうに、あの、仰っておられるのですけれども、あの、一切関わっておられないのだとすれば、なぜ単純ミスだというような評価が、これまでできたのでしょうかと、いうことについて一点おうかがいいたしたいと思います。」
小沢一郎:
「うん、、あのーーー、こういうような、あーーー問題に、いーーーー、なってー えーーーーー、まいりまして、私が言ってるのは、あーーー そのような、あーーー、単純なミスや記載ミスは、あー、あったかと思うけれども、おーーーーー、その不正な、あーーーーカネを受け取って云々とかいう類のことは、もう一切無いと私は信じていると、おー、いうふうに、いー党大会でも、おー、申し上げたー通りでございまして、私は、あーーーーーーー・・・・・、現時点におきましても、 おーーーー、石川議員も、また、あー他の、おー秘書、または秘書であった者も、おー精一杯、いー、自分の、おー、任務を、おーーー、果たそうとして努力してきたと、そのように信じております。」
小沢一郎は相当慌てたようだ。全く質問の答えになっていない。答えになっていないというよりかは、こうやって文字でおこしてみてもナニを言いたいのかさっぱり解らない。
ヒロセ記者の質問は極シンプルだ。今まで一切関与していなかったはずのことに、なんで単純ミス(記載ミス)だと言い切れたのか?ということだ。
その質問に対しての小沢一郎の答えが「秘書たちが任務を果たそうと努力してきたと信じている」では支離滅裂過ぎて苦笑いも出ない。
ヒロセ記者は、知らなかったはずのことの評価ができるわけないと言っているわけだ。その質問に対して、(知っていたであろうけれど)知らなかったはずの自分がなんで“知っている人にしかできないこと”をしてしまったのか説明するのにどうしよう、どうしよう、どうしよう、どうしよう、説明できるわけがない!となったのが記者会見での小沢一郎だったということだ。
嘘って必ずバレるもんだ。
ところで・・・・
ヒロセ記者以外の記者たちは情けなさ過ぎる。黙秘権についてなんて質問してどーするんだ!訊き方が遠まわし過ぎる。余りに遠回しな質問な為に、小沢一郎もキョトンとしてしまい、「被告発人になったこと」を小沢一郎の隣にいた弁護士が小沢一郎に耳打ちして答えている始末。
ヌルい質問ばっかしやがってどいつもこいつも記者として恥ずかしくないのか!
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