「
税金を払っていなかったわけではない。税金を払っていなかったこと自体も全く知らなかったことで、分かった瞬間に納税の義務を果たしてきたつもりだ」
鳩山首相は22日夜、母親から巨額の資金提供を受けながら申告せず、自らの資金管理団体の偽装献金事件の発覚後に修正申告で約6億円の贈与税を納めたことについて、語気を強めてこう説明した。
首相官邸で記者団が「税金を払っていなかった首相を税金で支える国民の気持ちをどう考えるか」と質問したのに答えたものだが、税金が未納だったからこその修正申告に対する首相の“強弁”には、異論も出そうだ。
ソース元:
Yahoo!ニュース Yomiuri Online
一国の首相が、ひき逃げ犯の「人を轢いたことに気がつかなかった」と同じ言い訳をしている。
今後の日本は脱税しても脱税していることを知らなかったと言えば修正申告で済むことになったらしい。そうなると時効になった分の脱税分はまるまる資産になるので脱税をやった方が資産が増えることになってしまう。そんな日本で良いのだろうか?
世の中のほとんどのケースで「知らなかった」で責任回避が許されることはない。仕事上で取引先に「すみません、知りませんでした」で通じるわけもないのだ。知らないで済む問題じゃないということだ。
しかしながら日本の首相に関しては「知らなかった」を貫き通し、最近では逆ギレ気味の弁明を繰り返している。
「知らなかったことを含めて私の責任です。責任を取って辞職します。」←これが一般常識だ。どこの企業のCEOだろうが自己の重大な不正が発覚した場合はこういう責任の取り方をする。
なんでか日本のトップがその当たり前の責任の取り方を知らない。おっと、ここでも「知らなかった」なのだろうか。
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