なんでも民主党の生方元副幹事長が副幹事長職を辞するように強要されたとか。結局は本人は辞めないと主張したから他の副幹事長たちが解任決議をしたとか。小沢一郎もそれを了承。ここまでは合ってますかね?
これ21世紀の日本の政権与党での話とは恐るべきことだ。政府の中枢で粛清が行われるとはなんということか。生方議員が民主党を滅茶苦茶にしたわけでもあるまいし、幹事長が取っていない責任について言及したら、副幹事長を解任とは・・・・。う~ん、つまり民主党は自浄作用を拒絶したということになる。これでは何年民主党が存続しようが今の最低なクオリティーの政党が長生きするだけってことだ。まぁ、こんなことは民主党が政権を獲る前から見え隠れしていたが。
勿論、政府だろうが民間の企業だろうが内部にマイナスな影響を与える者に辞めてもらうということ自体には異論はない。しかしながら、果たして生方議員は民主党にとってマイナス因子だったろうか?ミジンコには小沢一郎の方針に異を唱える民主党議員は民主党にとって宝に見える。反日勢力である民主党の解党を望むミジンコとしては、むしろ生方議員のような常識が備わっている民主党議員の存在はやっかいだ。彼はマニフェストに騙された有権者のみならず、マニフェストの嘘を見抜いた上でも彼を信用する有権者たちから得票できる議員なのだから。
生方議員を副幹事長職から引きづり降ろした民主党の決定は党として、そして小沢勢力として自殺行為なので大いに歓迎すべきことなのだが、どうにも自分が信じている日本に於いて今もってこんなあからさまな粛清を政権与党が実行したことには残念な気持ちもある。日本は北朝鮮じゃない。国の最高権力者のキャラクターが日本と北朝鮮では似ているとは思っていたが、配下の者の諫言を喜ぶどころか言った相手を粛清するところまで似てしまうとは最悪だ。
小沢一郎が「死刑!」とか言ったところでこまわり君にしか見えない。
[32回]
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