実際に起きている政府の犯罪（←詐欺だと考えるので敢えてこう言いたい）について。犯罪というべきか、裏切りというべきか・・・・・。
民主党の裏切りに「慣れ」のようなものが生まれつつあり、その「慣れ」が恐ろしくもある。
そんな「慣れ」があるせいかちょっとやそっとの民主党の所業では驚かなくなってきてしまったが、それでもこれは酷い、酷過ぎる！
6大臣との面談実現せず「大変遺憾」―B型肝炎原告団（CB News）
全国B型肝炎訴訟原告団の柳澤尚武弁護士は4月5日、厚生労働省内で記者会見し、同日までに回答を求めていた長妻昭厚労相ら6大臣との面談要求がいずれも実現しなかったことを明らかにした。柳澤弁護士は「大変遺憾だ」と強調し、改めて面談を要求する意向を示した。
6大臣は長妻厚労相のほか、鳩山由紀夫首相、平野博文官房長官、菅直人財務相、千葉景子法相、仙谷由人国家戦略担当相。6、7日のいずれかに面談に応じるよう求めていたが、鳩山首相、仙谷担当相からは連絡がなく、他の大臣からはスケジュールなどを理由に断りの連絡があったという。
柳澤弁護士は面談の目的について、被害の実態を知ってもらい、その上で早急に和解に向けた交渉に入るためだと説明。野党時代に比べ、「民主党は被害の実態を知ろうという姿勢が弱まっているのではないか」との懸念を示した。
同訴訟では、集団予防接種での注射針の使い回しなどが原因でB型肝炎に感染したとして、患者や遺族が国を相手取って提訴。全国10地裁で419人が原告（うち原告患者409人）となっており、これまでに札幌、福岡の2地裁が和解を勧告している。
■「直接話をしてよいか議論している」―山井政務官
その後開かれた厚労政務三役会議後の会見で、山井和則政務官は面談要求を受け入れなかった理由について、既に2地裁が和解勧告をしているためだと説明。「間に裁判所が入っている段階で、被告と原告が直接話をするのがよいものか。そういう観点を含めて、政府内、省内で議論をしている最中だ」と述べた。
あれだけ選挙前は肝炎患者たちの被害を利用した民主党、恥を知れ！
一刻も早く解決すべき問題なのに政権与党になったらもう肝炎患者のことに注目しなくなった民主党、これほど酷い連中の集団だったとは全国B型肝炎訴訟原告団も予想していなかったことだろう。
C型肝炎患者だった民主党・福田衣里子議員はC型肝炎患者救済措置に大臣として政府に直訴して大臣判断で救済決定をした舛添厚労相を支持するわけでもなく、なんでか（←本当に今もって理解不能！）彼女は自民党の肝炎患者救済を邪魔し続けた民主党から立候補。それだけでも福田衣里子なる新人政治家のパーソナリティーが窺えるが今回の彼女の動かなさっぷりには心底失望した。彼女はB型肝炎被害者たちの救済には興味が無いのだろうか？
ミジンコが信じている一説には、福田衣里子なる目立った存在のC型肝炎被害者の行動によって、B型肝炎被害者への救済が立ち遅れたというものがあるのだが、今回の件からするに益々その説を信じたくなった。
どれだけ閣僚が忙しかろうが、誰かが今すぐにでも全国B型肝炎訴訟原告団と会うべきだろうに。民主党が取り組むべき最重要課題のひとつが肝炎訴訟患者たちの救済だったのでは無かったのか？実際には自民党が救済に奮闘している中、民主党が足を引っ張っていたわけだが、それでも民主党議員たちは大声で「肝炎患者救済」を訴えていたじゃないか！国民の記憶力を馬鹿にし過ぎだ、民主党！
こんな酷い裏切りを許すべきじゃない。B型肝炎患者たちは今すぐにでも救済措置が必要なのだ。だからこそ彼等は民主党政権に期待もしただろうし、新政権の閣僚がなんとかしてくれると信じていたのだ。
それが民主党のどの議員も原告団と今もって「検討中」と誤魔化したり返事すらせずに会おうともしないとは何事か！
鳩山由紀夫以下、他の閣僚たちも全国B型肝炎訴訟原告団と会って話を聴く15分の時間も無いとは言わせない。民主党は他の予定と散々選挙前に利用した肝炎被害を同列に語るべきじゃないからだ。
民主党には全国B型肝炎訴訟原告団と会う義務がある。
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